訪問看護・在宅ホスピス用語 ア行

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アドバンス・ケア・プランニング
意思決定能力低下に備えての対応プロセス全体において、患者の価値を確認し、個々の治療の選択だけでなく、全体的な目標を明確にさせることを目標にしたケアの取り組み 参考記事
アドボカシー
患者や家族が自身の権利や利益を守るための自己決定が出来るように、看護師が患者や家族を保護し、情報を伝え、支えること。さらに、医療従事者との仲裁を行い、医療者間の調整をすること 参考記事
アルツハイマー型認知症
記憶や思考能力がゆっくりと障害され、最終的には日常生活の最も単純な作業を行う能力さえも失われる病気 関連記事
安楽座位
くつろぐために座る時の姿勢。食後ののんびりとした時間、長時間座って過ごすときや、ベッド上の臥位だけでなく、少しの時間でも離床を促す場合などがこれにあたる 関連記事
安楽死
回復の見込みがなく、苦痛の激しい病人を、本人の依頼または承諾のもとに人為的に死なせること。人または動物に苦痛を与えずに死に至らせることである。一般的に終末期患者に対する医療上の処遇を意味して表現される 関連記事
意思決定支援
「重度の障がいのある人であっても、必ず意思や意向、あるいは考えや気持ちがあり、自分で決めることができる」ということを前提に、本人の思いの実現と本人にとって最善の利益という視点を持ちながら、本人の意思決定を支援すること 関連記事
移乗動作
介護される人が、ベッドと車いす、車いすと便器の間を移るなどの乗り移りの動作をすること 関連記事
一次医療圏
医療圏の中でもっとも小さい単位で、健康管理、予防、一般的な病気や怪我などに対応して住民の日常生活に密着した医療、保健、福祉サービスを提供する区域。一般的には市区町村の単位で設定されている 関連資料
胃瘻(いろう)
口から食事のとれない方や、食べてもむせ込んで肺炎などを起こしやすい方に、直接胃に栄養を入れる栄養投与の方法。PEG=Percutaneous Endoscopic Gastrostomy : 経皮内視鏡的胃瘻造設術と呼ばれる 関連記事
イブニングケア
快適な就寝のために夕方から就寝前にかけて行う介護行動のこと。ベッドを整える、排泄や洗面を済ませる、寝間着に着替える、必要に応じて入浴・足浴を行う、など 参考記事
インスリン注射
人間の身体の中で唯一血糖を下げることができるホルモン注射のこと。1型糖尿病患者のように自ら血糖値をコントロールできない人や、緊急に血糖値を下げなければならない状況下にて使用される 関連記事
インフォームド・コンセント
直訳すると「十分な説明を受けた上での合意」。医師は患者に治療法や薬について十分な説明をした上で実行するという考え方のこと 関連記事
うつ
気分障害の一種であり、意欲・興味・精神活動の低下等を引き起こす。原因は未だ明確になっていないため治療法も画一的ものは存在せず様々な治療法がある 関連記事
運動機能障害
脳の運動中枢から下位運動神経細胞までに、脳性麻痺、脊髄性麻痺、筋萎縮症などの病変があり、顔面や四肢および体幹の機能に何らかの障害があって、運動や動作をうまく行えない状態 参考記事
エイズ(HIV)
HIV(エイチアイブイ)はウイルスの名前であり、AIDS(エイズ)とはHIVに感染することによって発症する病気のことを指す。HIVは免疫の働きを助ける役目を持つCD4陽性リンパ球に感染し、破壊するウイルスである 関連記事
嚥下(えんげ)
人が食事を摂るときの一連プロセスの中で、咀嚼の後にくるプロセス。口の中(口腔)から咽頭へと食物を送り込む行為。つまり”飲み込む”こと 関連記事
嚥下障害
摂食・嚥下障害ともいい、食物を咀嚼し(摂食)飲み込む(嚥下)までの間に障害があることで、上手く食べられない、飲み込めない状態を指す。症状としては、「食べ物がのみ込みにくくなったとの自覚(嚥下困難)」や「食事の時のむせ(誤嚥)」が現れる 関連記事
エンゼルケア
死化粧、死後処置のことで、「エンゼルメイク」とも言われる。死者を人生の最期にふさわしい姿に整えるため、化粧を施したり闘病の跡や傷口をカバーしたりする。死者の尊厳を守る処置であるとともに、残された家族のグリーフワークの1つとして重視されつつある 関連記事

 

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訪問看護・在宅ホスピス用語 カ行

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介護福祉士
国家資格の一つ。1987年に資格制度が制定された。専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者 関連記事
かかりつけ医
一般的に、日常的な診療や健康管理をしてくれる身近な医者を指す。特定の定義はないが、①物理的に近い、②多分野の知識をもち、③信頼できる医者であることが求められる 参考記事
カテーテル治療
カテーテル治療(PTCA治療)は、狭心症や心筋梗塞など、心臓の血管(冠動脈)がコレステロールなどによって詰まったり、狭くなることで起きる疾患に対する治療法のひとつ。動脈や静脈にカテーテルといわれる細い管を挿し込んで血管の内側から治療する 参考記事
がん
別名:悪性腫瘍 近年の日本人の死因第一位である。肺がん胃がん等人体の様々な部位で発生しうる。発生原因については統一的なものはないが、生活習慣によってその発生確率は変動することが認められている 関連記事
がん看護専門看護師
がん患者のQOLの視点に立った水準の高い看護を行う能力がある看護師として、特別に認定されている看護師。専門看護師として日本看護協会によって特定されている専門看護分野のひとつ 関連記事
看護過程
看護の知識体系と経験に基づいて、対象の看護上の問題を明確にし、計画的に看護を実施・評価する系統的・組織的な活動 関連記事
看護管理
患者の安心・安全な生活のために、看護過程を組織的に円滑に行えるように管理すること。看護管理者としては師長や主任等の役職者を指す 関連記事
看護記録
患者の状態とともに、看護職員の看護行為の目的や必要性の判断、実施内容を表したもの。医療、看護の継続性を図ること、診療情報を医療従事者と患者との間で共有すること、看護の内容を評価する指標として法的整備をすることが重要とされる 関連記事
看護計画
看護過程のプロセスの中の1つ。看護の対象が抱える問題を解決する為に策定される。個別的な看護目標および処置計画から構成される 関連記事
看護師
主に、医師の診療の補助、患者の日常生活における援助、疾病、健康に関する教育を行う医療従事者。日本の国家資格の1つ 関連記事
看護補助者
医療を提供する場における、看護チームの一員としての業務の補助であり、かつ、②医療に関する免許を必要としない業務を行う者のこと。すなわち、看護師の業務 である「療養上の世話」と「診療の補助」自体を看護補助者が行うことはできない。 関連記事
がん性疼痛(とうつう)
がん患者の70%が経験するという痛み。身体的苦痛だけでなく心理的、精神的な苦痛も含まれる。がん患者のQOLを著しく低下させるが、鎮痛薬によりその多くは緩和される 関連記事
がん専門相談員
全国のがん支援センターやがん治療を行っている病院に配置されている相談員のこと。なお、国立がん研究センターでは平成27年度より「国立がん研究センター認定がん専門相談員」の認定事業を開始している 関連記事
緩和ケア
がん患者とその家族が可能な限り質の高い治療・療養生活を送れるように、身体的症状の緩和や精神心理的な問題などへの援助が、終末期だけでなく、がんと診断された時からがん治療と同時に行われること 関連記事
緩和ケア病棟(PCU)
生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的、精神的苦痛、QOLを改善することを目的とした治療を施す為の施設 関連記事
機能強化型訪問看護ステーション
訪問看護ステーションの中でも、人員配置の数や24時間対応の有無などにおいてより優れた機能を持っているものを指す。機能強化型訪問看護看護管理療養費の算定対象となる。なお、強化型1と強化型2に分類されている 関連記事
ギャッチベッド
手動又は自動でベッドを部分的に動かすことができるベッド。自ら起き上がることができない疾病者の補助的な役割を果たす 関連記事
急性期
症状の経過時期の1つ。病気やケガが発生して間もない時期を指す。症状の経過時期による分類には他に、回復期、慢性期、終末期に分けられる 関連記事
仰臥位(ぎょうがい)
いわゆる仰向けの姿勢。患者の安静や休息などを目的に、しばしば用いられる。長時間同体位でいることは褥瘡(床ずれ)の危険性が生じる 関連記事
クリニカルパス
患者状態と診療行為の目標、および評価・記録を含む標準診療計画であり、標準からの逸脱を分析することで医療の質を改善する手法 関連記事
グリーフケア
「喪失」と「立ち直り」の思いとの間で揺れる状態にある人に、さりげなく寄り添い、援助すること 関連記事
グリーフケア・アドバイザー
「喪失」と「立ち直り」の思いとの間で揺れる状態にある人に、さりげなく寄り添い、援助する方法を学び資格を取得した人のこと 関連記事
グリーフワーク
配偶者や子供といった家族など身近な存在の死別を体験し、深4い悲しみに陥った人が立ち直るまでに努力して行う心の作業(悲嘆を乗り越えていくまでの経過)のこと 関連記事
ケアプラン
介護保険制度で要介護認定を受けた場合,本人の希望や必要性と利用限度額や回数に基づいて作成される介護サービスの計画。自己作成又は介護支援専門員が作成 関連記事
ケアマネジャー
「介護サービスを必要とする人」と「福祉・医療・保健関連サービス」の橋渡しを行う業務を行う者またはその資格 関連記事
経管栄養法
口から栄養を摂取することが難しい人が、栄養を摂取する為の一つの方法。消化管を通じて直接栄養を補給できるため、一般的に静脈栄養法よりも安全でコストが低い。 関連記事
経口栄養法
口から食事を摂取(体に取り入れ)して、胃や腸といった消化管を通る過程で身体の中に吸収されることで、栄養を取り入れるようにすること。管を通して摂取する経腸(経管)栄養・経静脈栄養に対比して使われる 関連記事
経口摂取
食物を自らの口で咀嚼し、栄養を摂取すること。栄養摂取方法には他に経管栄養法等がある 関連記事
経時的記録
勤務時間内に観察した患者の状態や、実施した看護と治癒・検査、およびそれに対する患者の反応などの出来事について時間経過順に記述。起こった出来事を時間の流れに沿って書いていく記録で、手術室や急変時に使われることが多い記録方法である 関連記事
言語聴覚士
医療機関、保健・福祉機関、教育機関など幅広い領域で活動し、コミュニケーションの面から豊かな生活が送れるよう支援する職業。日本の国家資格の1つ 参考記事
抗がん剤治療
がん対する3大療法−外科手術、放射線、抗がん剤−の1つ。細胞分裂を抑制することでがん細胞の分裂・増殖を防ぐ一方で、正常な細胞の細胞分裂を妨げ様ることから、様々な副作用が生じる可能性がある 関連記事
口腔ケア
主に高齢者の「口腔内の清掃」及び「口腔機能の機能の訓練」の両者を総称したものを指す 関連記事
誤嚥(ごえん)
一連の経口摂取のプロセスー舌、口、咀嚼(そしゃく)、嚥下(飲み込み)ーのどこかに障害があるため、本来の食道でなく、気管、気道や肺の方に食べ物が落ちること 関連記事
誤嚥性肺炎
誤嚥によって気管に入ってしまった異物に含まれる細菌が原因で肺炎になること。高齢者の肺炎の70%以上が誤嚥に関係していると言われている。再発を繰り返す特徴があり、それにより耐性菌が発生し、抗菌薬治療に抵抗性をもつことがある 関連記事

 

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訪問看護・在宅ホスピス用語 サ行

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在宅医療
医師や看護師、理学療法士などの医療従事者が、自宅や老人福祉施設などの患者の住まいを訪問して行う医療活動のこと。広義には病院外で行う医療のこと 関連記事
在宅酵素療法(HOT)
Home Oxygen Therapyの頭文字で、在宅酸素療法という意味。在宅酸素療法とは、病状は安定しているが体の中に酸素を十分に取り込めないという患者様に対して、長期にわたりご自宅で酸素吸入をする治療法のこと 関連記事
在宅呼吸療法
機器を使って呼吸の補助をおこない、過剰にたまった二酸化炭素を排出し、酸素の取り込みを促す治療法 関連記事
在宅持続腸圧呼吸療法
睡眠時無呼吸症候群又は慢性心不全である患者について、 在宅において実施する呼吸療法 関連記事
在宅ホスピス
ホスピス緩和ケア病棟に入院するのではなく、医師や訪問看護師などが自宅に訪問し、患者さんの苦痛症状を和らげたり精神的支援や環境の整備を行なったりするケアのこと 関連記事
在宅療養支援診療所
地域において在宅医療を支える24時間の窓口として、他の病院、診療所等と連携を図りつつ、24時間往診、訪問看護等を提供する診療所 関連記事
在宅療養支援病院
診療所のない地域において、在宅療養支援診療所と同様に、在宅医療の主たる担い手となっている病院 関連記事
作業療法士
医療従事者であり、リハビリテーション職を構成する国家資格の1つ。身体又は精神の障害を持つ人に対し、日常の作業ができるように支援することを業とする者 関連記事
三次医療圏
特殊な医療を提供する医療圏。原則、都道府県の区域を単位として設定 参考文書
シームレスケア
直訳すると「つなぎ目のない治療」。急性期→回復期→在宅というステージの変化に伴う病院、スタッフの変更を無くし、発症から在宅まで一連のケアを1つの病院が行うという考え方 関連記事
社会福祉士
身体的、精神的障害を有する者から福祉に関する相談を受け、医療従事者、その他関係者との連絡及び調整を行う者。2006年介護保険法改正により国家資格の1つとなった 参考記事
主治医意見書
申請者の疾病・障害等の身体の状態が主治医によって記載された文書。介護保健制度の枠組みの中で、介護認定審査会で行われる二次判定の基礎資料となる 参考文書
主任介護専門職員
地域の介護支援専門員のリーダー的存在。各事業所や職種間の調整を行う。介護支援専門員の実務経験が5年以上あり、所定の専門研修課程を修了することが要件 参考記事
手浴(しゅよく)
温かいお湯で手を洗うこと。血行促進と清潔の保持が主目的となる。入浴よりも全身への負担が少なく、場所を問わず気軽に行えることがメリット 参考記事
小児がん拠点病院
小児がんの医療および支援を提供する地域(近隣都道府県を含む)の中心施設として、厚生労働大臣が指定した病院。小児がん患者・家族が安心して適切な治療や支援を受けられる環境の整備として、全国で15病院が指定されている 関連記事
食事療法
食事によって疾病を治療したり軽減させる目的で行われる治療法。糖尿病、高血圧、その他多くの疾病に適用される 参考記事
褥瘡(じょくそう)
床ずれのこと。患者が長期にわたり同じ体勢で寝たきり等になった場合に、ベッドとの接触箇所が血行不全となり周辺組織が壊死することを指す 関連記事
心理療法士
教示、対話、訓練を通して認知、情緒、行動などに変容をもたらすことで、人々の精神的健康の回復、保持、増進を図る療法を行うための資格 関連記事
ストーマ
様々な病気や障害などが原因で腹壁に造られた便や尿の排泄口のことを人工肛門・人工膀胱というが、ストーマは人工肛門・人工膀胱の総称。ストーマを持っている人は「オストメイト」と呼ばれる。 参考記事
生活習慣病
生活習慣が原因で発症すると言われている病気の総称。代表格は糖尿病。生活習慣の中でも食事・運動・睡眠・喫煙・飲酒がとりあげられることが多い 関連記事
清拭(せいしき)
頻繁に入浴ができない高齢者が体を清潔に保つために体を拭くこと。身体を清潔に保つ効果と血行を促進する効果がある 関連記事
セカンドオピニオン
治療の進行状況や次の治療選択などについて、現在診の担当医とは別に違う医療機関の医師に「第2の意見」を求めること。患者と主治医の判断のために別の医師の意見を聴くことであり、セカンドオピニオンと医師を変えることは同義ではない 参考記事
全介助
生活全般における行為を援助者が助けること。「自立」や「部分介助」とは対をなす語であるが、利用者の自立を考え、利用者自身の残存能力を生かしながら介助の方法を工夫していくことが大切である 参考記事
せん妄(せんもう)
意識障害が起こり、頭が混乱した状態のこと。幻視や妄想、興奮状態、認知症のような症状などが見られる。診断方法としては、20の診断項目による3D-CAMが知られる 関連記事
専門看護師
日本看護協会によって、より専門性が高いものと認められた分野において高い水準の看護を行う看護師。2016年1月現在11個の分野が特定されている 関連記事
ソーシャルワーカー
生活する上で困っている人々や、不安を抱えている人々、社会的に疎外されている人々に対し、関係を構築し、問題解決のための援助を提供する専門職の総称。被援助者本人だけではなく、家族、友人、その他関連機関(自治体、学校など)とも密接に協業する 関連記事
足浴(そくよく)
足首から先を湯に浸して血行を促す温浴法。入浴することが出来ない患者のための看護ケアの1つで、医療や介護の現場で昔から行われている。睡眠パターン、自律神経機能、精神神経免疫機能への効果が報告されている 関連記事
尊厳死
不治で末期に至った患者が、本人の意思に基づいて、死期を単に引き延ばすためだけの延命措置を断わり、自然の経過のまま受け入れる死のこと。過剰な医療を避け,尊厳をもって迎える自然な死 関連記事

 

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訪問看護・在宅ホスピス用語 タ行

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ターミナルケア
終末期の医療および看護のこと。延命を行わず身体的、精神的の苦痛を和らげる看護や介護をし、自分らしい人生の最後を生きる為に行われる 関連記事
体位ドレナージ
体位を変えることで痰を排出(ドレナージ)する方法 参考記事
体位変換
自力で体位を変更することができない患者の床ずれの予防等の為に行われる介護技術の一種 関連記事
退院支援
患者が自分の病気や障害を理解し、退院後も継続が必要な医療や看護を受けながら、どこで療養するのか、どのような生活を送るかを自己決定するための支援(受容支援・自立支援) 関連記事
退院支援看護師
退院支援を専門に行う看護師 関連記事
退院調整
患者の自己決定を実現するために、患者・家族の意向も踏まえて、必要な環境・ヒト・モノを社会保障制度や社会資源へつなぐ準備・調整をするマネジメント過程 関連記事
帯状疱疹
水疱瘡(みずぼうそう)のウイルスが原因の、痛みをともなう皮膚湿疹のこと。体の片側に起きる強い痛みと、痛みがある部分にできる帯状の赤み、ブツブツ、水ぶくれが特徴の病気 関連記事
端座位
ベッドの端に座る体位 関連記事
地域がん診療病院
がん診療連携拠点病院(決められた要件を満たした厚生労働大臣指定の病院)が無い地域(2次医療圏)に、都道府県の推薦を基に厚生労働大臣が指定した病院。専門的ながん医療の提供、相談支援や情報提供などの役割を担っている 関連記事
地域包括ケアシステム
ニーズに応じた住宅が提供されることを基本とした上で、生活上の安全・安心・健康を確保するために医療や介護のみならず、福祉サービスも含めた様々な生活サービスが日常生活の場(日常生活圏域)で適切に提供できるような地域での体制のこと 関連記事
地域包括ケア病棟
急性期医療を経過した患者及び在宅において療養を行っている患者等の受入並びに患者の在宅復帰支援等を行う機能を有し、地域包括ケアシステムを支える役割を担う病棟 関連記事
地域包括支援センター
介護保険法で定められた、地域住民の保健・福祉・医療の向上、虐待防止、介護予防マネジメントなどを総合的に行う機関。2005年の介護保険法改正で制定されたもので、各市区町村に設置される 関連記事
腸瘻(ちょうろう)
腸フィステルともいう。腸に穴を開け、そこから栄養を直接入れる方法のこと 関連記事
超重症児
常に医学的管理下に置かなければ、呼吸をすることも栄養を摂ることも困難な障害状態にある子供のこと 関連記事
通所リハビリテーション(デイケア)
入浴、食事、排泄等の介助サービス、及びリハビリテーションを日帰りで受けることができるサービス。介護保険の対象。デイケアとも呼ばれる 参考記事
疼痛
医療用語で「痛み」のこと 関連記事
導尿
尿道口から膀胱内にカテーテルを挿入し、膀胱内の尿を排泄させる方法 参考記事
特別訪問看護指示書
訪問看護指示書が交付されている患者が対象となり、医療保険での利用で交付されるもの。急に病状が悪くなった時や終末期、退院直後といった時に、頻繁な回数の訪問看護が必要と主治医が認めれば交付を受けられる。原則として月1回交付 関連記事
特別養護老人ホーム
寝たきり状態など重度の介護を必要とする要介護者が、少ない費用負担で長期入所できる施設。社会福祉法人や地方自治体などにより運営される公的な介護施設で、「特養」とも呼ばれる 関連記事
トランスファー
介護用語では、患者をベッドから車イスなどへ移動させることを指す 参考記事

 

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訪問看護・在宅ホスピス用語 ナ行

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二次医療圏
⼀般の⼊院に係る医療を提供することで、幅広く地域住民の保健医療をカバーする単位。一般的には、都道府県内をいくつか(都道府県の広さや人口にもよるが、だいたい5~10)のエリアに分け、そのエリアごとに基準病床数などの計画を立てる 関連記事
2030年問題
65歳以上の高齢者人口が3,667万人で全人口の31.8%となる年であり、約160万人の死亡者のうち、約47万人の「死に場所」が定まらない「看取り難民」の大量発生が予測されている年 関連記事
2025年問題
団塊の世代が高齢者になる年で、65歳以上の高齢者数が3,657万人となる。また、75歳以上高齢者数も増加していき2000万人を超える見込み 関連記事
2040年問題
高齢者人口がピークを迎えるのが2042年であり、生産年齢人口も減少。そのため、医療者と患者の数のバランス(需給バランス)が最も悪くなることを指す 関連記事
入浴介助
自力で入浴することが困難な方に対して、他者が介助を行うこと。多くの高齢者が入浴介助を必要としており、身体を清潔に保つ事、及び精神的・肉体的な苦痛と緊張を緩和させることが目的 関連記事
認定看護師
高度化し専門分化が進む医療の現場において、水準の高い看護を実践できると認められた看護師。日本看護協会によって認定。現在21分野が特定されている 関連記事
能動座位
食事を摂ったりなにか作業したり、自分から動く際にとる姿勢。基本は重心が前に出る姿勢 関連記事

 

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訪問看護・在宅ホスピス用語 ハ行

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福祉用具
介護や介助の支援のための用具・機器のこと。車椅子、トイレ用品等が含まれる 関連記事
福祉用具専門相談員
介護保険を適用して福祉用具を利用する際に、利用者本人やご家族のご要望に応じて、その方の状況にあった福祉用具の選定や使い方など相談や用具の調整等を行う専門職 関連記事
訪問介護(ホームヘルパー)
訪問介護とは、訪問介護事業所のヘルパーがご利用者さまの自宅を訪れ、身体介護や生活援助など、日常生活のサポートをしてくれるサービス 関連記事
訪問看護
訪問看護ステーションから、病気や障害を持った人が住み慣れた地域やご家庭でその人らしく療養生活を送れるよう、看護師等が生活の場へ訪問し、療養生活のお世話や診療の補助を行うサービス 関連記事
訪問看護師
訪問看護ステーションから、病気や障害を持った人が住み慣れた地域やご家庭で、その人らしく療養生活を送れるように、看護師等が生活の場へ訪問し、看護ケアを提供し、自立への援助を促し、療養生活を支援するサービス 関連記事
訪問看護指示書
介護保険と医療保険、どちらの保険制度を利用して訪問看護サービスを受ける際にも必要となる指示書。有効期限は、主治医が発行後6ヶ月。主治医は、患者様の診療結果、訪問看護師から提出された訪問看護計画書と訪問看護報告書をもとに、訪問看護の必要性の有無を判断する 関連記事
訪問看護ステーション
訪問看護をを行うための事業所。医師や看護師、保健師、助産師、理学療養士などが所属している。近年医療従事者の新たな就職先として注目されている 関連記事
訪問診療
一人で通院が困難な患者のお宅に、日ごろから医師が定期的に診療にお伺いし、計画的に健康管理を行うもの 参考記事
訪問入浴
利用者の身体の清潔の保持、心身機能の維持回復を図り、利用者の生活機能の維持又は向上を目指すもの。護職員と介護職員が利用者の自宅を訪問し、持参した浴槽によって入浴の介護を行うもの 参考記事
訪問リハビリテーション
利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、理学療法士等が心身機能の維持回復や日常生活の自立に向けたリハビリテーションを行うこと 関連記事
ホスピス
治癒を目的とした治療が困難になった患者に対し、痛みの緩和、精神的不安の緩和を主目的とした治療をおこなう施設 関連記事

 

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訪問看護・在宅ホスピス用語 マ行

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看取り
無益な延命治療をせずに、自然の過程で死にゆく高齢者を見守るケアをすること 関連記事
看取り難民
病院か、自宅か、介護施設か。その選択をできないどころか、最期の場所を確保すらできない人たちのことを指す。「病院での看取り」の件数が1955年ごろから漸増し、1975 年ごろに「自宅での死亡」の件数を上回るという「逆転現象」が起こったことが密接に関係している 関連記事

 

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訪問看護・在宅ホスピス用語 ヤ行

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要支援・要介護認定
介護保険を利用した介護サービスを受ける際に必要な認定。役所が介護・支援が必要な方をその状況に合わせて段階評価したもの 関連記事
要介護1
要支援状態から、手段的日常生活動作を行う能力がさらに低下し、部分的な介護が必要となる状態 関連記事
要介護2
要介護1の状態に加え、日常生活動作についても部分的な介護が必要となる状態 関連記事
要介護3
要介護2の状態と比較して、日常生活動作及び手段的日常生活動作の両方の観点からも著しく低下し、ほぼ全面的な介護が必要となる状態 関連記事
要介護4
要介護3の状態に加え、さらに動作能力が低下し、介護なしには日常生活を営むことが困難となる状態 関連記事
要介護5
要介護4の状態よりさらに動作能力が低下しており、介護なしには日常生活を営むことがほぼ不可能な状態 関連記事
要支援1
意思決定能力低下に備えての対応プロセス全体において、患者の価値を確認し、個々の治療の選択だけでなく、全体的な目標を明確にさせることを目標にしたケアの取り組み 関連記事
要支援2
要支援1よりも日常生活動作を行う能力がわずかに低下している状態 関連記事
抑うつ
ストレスや身体的な状態など、さまざまな原因で気分が落ち込み、生きるエネルギーが乏しくなって、その結果、身体に不調があらわれる状態。うつ病は抑うつが長期間にわたることを指す 関連記事

 

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訪問看護・在宅ホスピス用語 ラ行

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理学療法士
病気などにより身体が不自由になっている人に身体的、精神的の両面から機能回復・維持を行うリハビリテーション医療を施すことが出来る資格者。国家資格の1つ 関連記事
リハビリテーション
何らかの理由で能力低下、機能低下した状態から改善するよう働きかけること全般。医学的観点からは、医学療法、作業療法、言語聴覚療法から構成される 関連記事
リビング・ウィル
直訳すると「生前の意思」。尊厳死に関連して、生前に延命措置の打ち切りを希望する意思表示を行うことが一般的な例 関連記事
レスパイト・ケア
看護人の休息を目的とした一時的な患者の介護。乳幼児や障害児・者、高齢者などを在宅で介護している家族を癒す為に、一時的にケアを代替し、リフレッシュを図ってもらう家族支援のこと 関連記事
老・老介護(ろうろうかいご)
患者も介護人も高齢である状態のこと。特に都市部において高齢者世帯が増えており、介護力不足が年々深刻化している 参考記事

 

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訪問看護・在宅ホスピス用語 ワ行

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ワンストップサービス
一つの窓口へのサービスの利用申し込みで必要なサービスが調整され、提供されるような仕組みのこと。地域住民に対する介護予防に役立つ各種の保健福祉サービスなどは、ワンストップサービスが利用者にとって望ましいとされる 関連記事

 

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訪問看護・在宅ホスピス用語 ABC行

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ADL
「Activities of Daily Living」の略語。日本語では日常生活動作と訳される。食事・更衣・移動・排泄・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動を指す 参考記事
AED
「Automated External Deflibrillator」の略語。日本語では自動体外式除細動器と訳される。痙攣し機能を失った心臓に対して電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器 参考記事
ASV
「Adaptive Suuport Ventilation 」の略である。日本語では適応補助換気とも言われる。心不全に伴う呼吸不全の治療に用いられる医療機器 関連記事
ASV療法
心不全の患者さんに対して行う呼吸療法で、CPAP同様にマスクを装着して行う治療のこと。Adaptive Servo Ventilation 関連記事
BP
Blood Pressureの略で、「血圧」のこと 関連記事
CAPD
「Continuous Ambulatory Peritoneal Dialysis」の略語。日本語では持続携帯式腹膜透析と訳される。慢性腎不全に行われる治療法のひとつ。生活リズムに合わせた透析が可能治療は可能 参考記事
CNS
専門看護師(Certified Nurse Specialist)の略語 参考記事
CPAP
意思決定能力低下に備えての対応プロセス全体において、患者の価値を確認し、個々の治療の選択だけでなく、全体的な目標を明確にさせることを目標にしたケアの取り組み 関連記事
CPAP療法
鼻に装着したマスクから空気を送りこむことによって、ある一定の圧力を気道にかける治療法。Continuous Positive Airway Pressure 関連記事
HOT
Home Oxygen Therapyの頭文字で、在宅酸素療法という意味 関連記事
HIV
Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)のことで、ヒトの体をさまざまな細菌、カビやウイルスなどの病原体から守る(このことを”免疫”といいます)のに大変重要な細胞である、Tリンパ球やマクロファージ(CD4陽性細胞)などに感染するウイルス。ヒトに感染すると、免疫力を低下させてしまう 関連記事
IADL
手段的日常生活動作能力(Instrumental ADL)と呼ばれ、医療介護の分野で評価するべき指標の一つ。ADLよりも複雑で高次な行動や行為のことを指す 関連記事
Ns
Nurseの略で、「看護師」 関連記事
OT
「Occupational Therapy」の略語。日本語では作業療法と訳される。身体又は精神の障害のある人に対して、作業活動を用いて、日常生活動作能力、社会生活適応能力の維持・改善を支援すること 関連記事
PT
「Physical Therapy」の略語。リハビリテーションを構成するひとつで。日本語では理学療法と訳される。疾病や障害の結果、後遺症を持つ人の日常生活活動の改善を、物理療法を用いて支援すること 関連記事
pt
「patient」の略語。日本語訳は患者。一般的に大文字でPTと書けば理学療法、小文字でptと表されると患者を指すことが多い 参考記事
QOL
「Quality of Life」の略語。日本語訳では生活の質と訳される。医療上の観点からは、癌等の患者の治療選択の際に、治療効率だけでなく患者のQOLを考慮することが求められる 関連記事
SOAP記録
「S=(患者さんの)主観的情報」「O=客観的情報」「A=アセスメント」「P=計画」に基づいた記録の取り方 関連記事
ST
「Speech Therapy」の略語。日本語では言語療法と訳される。言葉によるコミュニケーションに問題がある人に対して訓練、指導、助言を行うことで言語によるコミュニケーション能力を改善することを支援する 関連記事
TNM分類
悪性腫瘍の病気分類のひとつ。T:病巣の大きさを表す。N:転移状況を表す。M:遠隔転移の有無を表す。以上3つの指標からStageⅠ〜Ⅳまでの4期にわける 関連記事
WHO方式がん疼痛治療法
全世界のあらゆる国に存在するがん患者を痛みから解放することを意図して1986年に発表された。「がんの痛み治療」として世界中で実践されており、多くのがん患者を激痛から解放することに貢献している 関連記事
WOC
「Wound Ostomy and Continence」の略語。日本語訳は創傷、ストーマ、失禁をさす。これらに関する看護を専門的に行える看護師は「皮膚・排泄ケア認定看護師」と呼ばれる 関連記事

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