皆さんはレスパイトケアという言葉をご存じでしょうか?
レスパイトケアという言葉の意味について解説していきます。
レスパイト(respite)は、「息抜き」「休憩」「一息つく」という意味をもつ英単語です。
それにケアを組み合わせたらどういう意味になるのでしょうか?
施設系で働く看護師より、病院でも特に急性期の看護師にはなじみの薄い言葉かもしれません。
レスパイトケアと家族の在宅介護、というキーワードは切り離して考えられないためです。
ここからさらに詳しく解説していきます。
画像出典:maplesoft.com
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レスパイトケアの意味とは?! どんな時に必要?
レスパイトケアとは、在宅介護を担当している家族が疲弊せず、心身ともに健康な状態で介護が継続できるように働きかけることです。
具体的には、一時的に介護を中断してもらい、心身ともにリフレッシュを目指す、家族支援のサービスです。
介護疲れ予防、リフレッシュの旅行など、レスパイトケアは理由によって制限されません。
リフレッシュ目的だけではなく、要介護家族を伴って行けない用事も対象になります。
例えば冠婚葬祭や、出張など「社会的な事由」と言われるものです。
また、介護を肩代わりしてくれる資源についてですが、
- 1. インフォーマルな資源
- 友人、地域住民、親戚など
- 2. フォーマルな資源
- 施設への短期入所、または在宅への介助者の派遣など。
の、多くわけて二つあります。
引用出典:va.gov
レスパイトケアの対象者は家族!したがって家族を主眼においた援助が必要
レスパイトケアの大きな目的は、家族が在宅介護を継続できるように支援することです。
ですので、レスパイトケアの対象は、患者、要介護者ではなく、
介護する家族であることを忘れてはいけません。
安心して、患者・要介護者を託せるよう安心感を提供することが大切です。
介護者の心理的、身体的負担を少しでも軽くして挙げ、介護疲れや共倒れを事前に防ぐようにしましょう。
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