新人看護師のみなさん、「仕事が楽しい!」ばかりではなく毎日がプレッシャーとストレスの連続ではないでしょうか。
先輩やプリセプターからのあたえられた宿題、課題の数々をこなしながら、患者さんの疾患についても勉強。。。毎日大変です。
その上、教えてくれる先輩やプリセプターとの付き合い方や、人間関係に悩むなんてしんどすぎますよね。
でも、安心してください。
当然のことながら、先輩たちは、あなたにすべてを完璧にこなすことなんて求めていません。
今回は、先輩が新人看護師に求めることの中で、もっとも重要な5つをご紹介します。
これは裏を返せば、新人看護師が先輩看護師に好かれるコツ・心構えでもありますよ!
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本記事の目次
【先輩看護師を喜ばせるコツ1】とにかく聞いてみる・やってみる
素直に聴く、取り組む姿勢があなたを伸ばす
一般企業でも、最初は先輩が「こうやって下さい」とアドバイス、指示しても「なぜやらないといけないんですか」と返してくる新人に手を焼く、なんて話は良く聞きます。
ひとまずは、先輩のアドバイスを素直に聞き入れる「素直さ」を大事にしてください。
最初は「??」と感じたことも、徐々に理にかなっていたことが分かってくることがあります。
言われたことを素直に実行できない人が、技術を高めることは不可能です。
「あの新人さんは素直にアドバイスを聞いて、意欲もある」という前提があれば、色んな先輩から指導をうけることが出来るでしょう。
理不尽な要求以外のアドバイスは素直に受け止めてくださいね。
【先輩看護師を喜ばせるコツ2】すぐに「辞める」は言いっこなし!
先輩にとって一番の困ったちゃんは「辞める」連発の新人
出来ないことや、分からないことだらけで、厳しく注意を受けることもある毎日。
「看護師を辞めたい」と思う瞬間は誰にでもあります。
「自分は看護師に向いていないんじゃないか」と悩むこともあります。
ただ、先輩にとって一番困るのは、すぐに辞めたいと言い出すことです。
たいていこの場合は、「真剣に自分の看護と向き合って」というよりは、注意されたことや叱られたことに対して「もういイヤ」という感情からです。
あまり辞めると連発すると、教える側も意欲を失くしていきますから、熱意ある指導を受けることは難しいでしょう。
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※とはいえ、「辞めたいとも言いたくなるわい!」という方は、「看護師の悩みまとめ20選」を見て、みんなと悩みを共有しましょう!
【先輩看護師を喜ばせるコツ3】「患者さん」主体で発言すること
「患者さんのための看護」を忘れないで!
先輩や医師の顔色をみてビクビクしていれば、仕事も楽しくないですよね。
でも、会議で発言せず、先輩に質問もせずに、自分の業務にアップアップしていると、ミスも出やすくなるもの。
先輩も自分の機嫌を取ってほしいわけではなく、「患者さんに回復してほしい、良い看護がしたい」と思っています。
指導をうけるのも勉強も、患者さんの看護のためという本質を忘れないでください。
そして、患者さん主体での発言をこころがけましょう!
「あの患者さん、今日〇〇でしたのでちょっと気になるのですが、、、」といった具合に。
患者さんの「ありがとう」という声を仕事の原動力に、前向きに頑張りましょう!
【先輩看護師を喜ばせるコツ4】「指示待つ」のでは無く「指示を仰ぐ」
分からない事は積極的に聴く「勇気」を
はじめは出来ることは少ないかもしれません。
でも、「自分に出来ることはないか」というアンテナを張って仕事に臨むことで成長します。
上述した、「患者さん主体」で考えることにもつながりますね♪
先輩も同じ看護師。
業務をこなしながらあなたに指導しる上、すべての業務に完璧な指示を与えることは不可能です。
そのため、自分から先輩に「聞く」ことは、先輩にとっても嬉しいこと。
勇気がいるかとは思いますが、ミスを防ぐためにも、自分の成長のためにも、トライしてください。
【先輩看護師を喜ばせるコツ5】必要以上に落ち込まない
「国試に受かったから看護師」を捨てる
看護学生時代に実習は経験しますが、免許をもたない状態で学べる技術はわずか。
国家試験に合格し、看護師として就職してから学ぶことの方が圧倒的に多いのです。
だから、やったことが無い、できないことが多いのは当たり前のことです。
しかも、座学で勉強したことや予習したことを、即実践できるわけではありません。
私も今振り返ると「なんであんなとんちんかんなこと先輩に言ったんだろう」と赤面することはあります。
前に進むために反省は必要ですが、落ち込み過ぎて良いことは何もありませんよ!
また、人間関係という意味を含めると、「落ち込まない、負のオーラを出さないこと」が一番大事なことかもしれませんね!
先輩看護師を喜ばせるコツ まとめ
いかがでしたか?
冒頭でも述べたように、先輩は新人看護師に、そんなに多くのことは求めていません。
どんなベテラン看護師も新人時代はありました。だから、新人看護師のキモチは分かっているんです。
あなたもいつか新人看護師ではなくなります。
今回上げた5つのことを実践すれば、「あのとき教えてもらえてよかった」と思えるでしょう!
一緒にがんばりましょう!
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