【体験談】プライマリ・ケアのメリットとは?高齢社会には必要不可欠?!

 

プライマリ・ケアとは1996年米国国立科学アカデミーが定義したものによると次のように記述されています。

「プライマリ・ケアとは、患者の抱える問題の大部分に対処でき、かつ継続的なパートナーシップを築き、家族及び地域という枠組みの中で責任を持って診療する臨床医に提供される、総合性と受診のしやすさを特徴とするヘルスケアサービスである」

これだけですと、中々ピンと来ませんよね…。

今回の記事においては、そもそもプライマリ・ケアとは何かについて始まり実際の介護体験を踏まえたうえでプライマリ・ケアのメリットについて患者さんやそのご家族、さらに医療従事者の目線からも考えてみました!

 

「Primary care」の画像検索結果

画像出典:fthmb.tqn.com

 

プライマリ・ケアとは?

 

一般社団法人日本プライマリ・ケア連合学会によれば、プライマリ・ケアとは簡単に言えば「身近にあって、何でも相談にのってくれる総合的な医療」のことを指します。

プライマリ・ケアにおいては日常的によくあるいろいろな疾病や症状に対応してくれ、日常的に起こる健康問題の大半について解決することが可能です。

さらに、もっと専門的な医療機関の受診が必要な場合であれば、専門の医療機関と連携しながら問題の解決をしてくれます。

 

プライマリ・ケアは総合的な治療を行う

 

患者さんの中には病気が体だけの問題ではなく、人間関係や仕事や生活のストレスが原因の方もいらっしゃいます。

そのような場合、心身だけでなく、社会的背景などを含め、総合的に診療してもらうことができます。

また、患者さんや家族の状況に応じて、治療を選ぶ相談もできます。

例えば、継続的な受診ができるのか、薬が定められたとおりに服用できるのかなどの相談をすることが可能であり、病気にかからないように健診やワクチンの接種を受けることもできます。

疾病や高齢などの障害で日常生活が困難になった場合は、地域の中のネットワークで必要なサービスの提供を受けることもできます

 

「nuclear family」の画像検索結果

画像出典:media.licdn.com

 

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