【訪問看護師転職後早期の悩み3】 段取りの悪さに悩む
訪問看護では利用者さんの自宅でのケアになるので、必要な物を揃えることから物品を置く場所まで、何もかもがスムーズにできる環境ではないことが多くあります。
手袋を変えるタイミング、処置を行う順番、、、病棟では簡単にできていたことが、うまくいかないのです。
家族がずっとそばにおられるお宅もあり、何から何まで見られているという環境も原因の一つかもしれませんが、初めのうちは変な汗をかきながらケアをしていました。
段取りは回数を重ねれば段々と良くなってきますが、復習は必要です。
私なりに、「なぜうまくいかなかったのか?」「どうしたら、良いのか?」という点は常に考えていました。
画像出典:prestonmemorial.org
【訪問看護師転職後早期の悩み4】 カルテの記載だけでなく、事務処理に悩む
事務作業という初めての体験
私が勤務していた訪問看護ステーションは、請求業務を看護師がしていました。
今までしたことのない事務処理を覚えるのが大変でした。
当時はまだ電子カルテがなく、パソコンを使うことも少なかったので、まずはパソコンの操作を覚えることからスタートです。
目は疲れるし、肩は凝るし、思うようにパソコンは動いてくれないし、何時間も残業したことを覚えています。
制度の勉強も必要だった
また、介護保険についても勉強しなければなりませんでしたから、介護保険法というかしこまった文書を理解することにも苦労しました。
しかし、訪問看護師は病気だけでなく、訪問看護を必要とされる患者さんの人生すべてを支えています。
医療や看護のことだけでなく、患者さんに関わるすべてのことを知ってこそ、支えていけるのだと今になって実感します。
訪問看護師転職後早期の悩み4選 まとめ
看護師の経験を積んでいても、ケアをする場所が病院から自宅に変わるだけでパニックに陥ってしまうことがあります。
しかし、何事も“慣れ”で、すぐに解決する問題だと思います。
家族によっては介護に長い経験をお持ちの家族も多く、不慣れな看護師に対して冷たく接する方もいらっしゃるかもしれません。
一人ひとり個性があるように、その患者さんに適した介護の方法があると思いますので、どうしたら良いのかご家族に相談することも1つの方法だと思います。
私の個人的な感覚としては、できない自分を認め、患者さんによりよく接したいと熱望し、積極的な姿勢を持っている看護師さんは、ある意味ベテランの看護師さんより、信頼されているように思います。
訪問看護への転職に悩みを抱えている皆様。
できない自分を認める勇気を持つことで、現状の「悩み」を打開できるかもしれません。
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