精神科病院における合併症病棟
合併症病院:看護師の看護技術が必要となる
精神科単科の病院には、精神症状が出現していても、内科的治療ができる『合併症病棟』が設置されています。
精神科は一般科と違って入院期間が長くなっています。
入院中に内科的疾患が発症し治療の必要性が出てくると、合併症病棟で一般科と同じような治療が開始されます。
精神科における開放病棟や閉鎖病棟は、一般科と違って看護手技や技術がそれほど多いわけではありません。
しかし、合併症病棟では看護技術のスキルが必要になってきます。
ここは一般科出身の看護師が何かと重宝されてきます。
合併症病棟に配属された精神科看護師は、看護技術などの一般的なスキルを習得することが役割の一つにもなってきますね。
【体験談】患者の「こころ』を支える精神科の看護師の役割とは? まとめ
このように精神科は病棟によっても看護師の役割が違ってきます。
病状や状況に応じた順応が大事になっていきます。
しかし、全てに共通していることは、「こころ」を見ていくところです。
こころを支えていく精神科看護師は、自身のこころも強化していくことが何より大切になってきます。
苦しんでいる患者さんを1人でも多く助けてあげられるように成長していきたいです。
参考出典
・山下 格「精神医学ハンドブック~医学・保健・福祉の基礎知識~」(2007年1月20日、株式会社日本評論社)
・吉浜 文洋 (著), 角谷 広子 (著), 日本精神科看護技術協会 (監修)「精神科ビギナーズ・テキスト」(2009年12月、精神看護出版)
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