軽度者介護制度の問題点
軽度者介護制度の問題点を解説します。
今回の制度では要支援1・2の方の「介護予防訪問介護」と「介護予防通所介護」は完全に2019年の3月末より切り離されてしまいます。
自治体により介護者に対する料金負担や介護サービスの内容が異なることで、介護難民になってしまう方が増えるのではないか。
といった問題点が指摘されています。
また介護保険制度が複雑化することで、ケアマネージャーが介護者に適切なサービスを受けてもらう為の申請期間が延び、介護サービスが適切な時期に受けられないのではないかとの指摘もあるのです。
厚生労働省としてみると、できるだけ介護給付にかける負担を少なくしたい狙いがありますが、制度と介護現場との受け入れ体制が完全に追いついているとは言えず、その影響が一番出てはいけない、介護サービスを利用する方に出てしまうのです。
画像出典:vripmaster.com
軽度者介護の制度はどうなっているの? まとめ
いかがでしたでしょうか。
高齢化がますます進むなか、予算ありきではなく利用者ありきの対策整備が急務です。
また2018年に介護保険制度の改正が進められており、ますます介護保険制度は複雑化していくことになりそうです。
参考記事:
・三井不動産のケアデザイン|マイ ケアデザイン「2015年 介護保険制度改正のポイント」
・介護求人ナビ 介護転職お役立ち情報|軽度者のための介護サービスの行方は? 日本の財政難から見えること
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