【体験談】看護のスキルアップの障害になった3つのことって?地方と都心の違い…etc

 

看護師は国家資格を取得したら終わり!という職業ではありません。

日々進歩する医療や看護に対応するため、またより良い看護を患者様に提供するために、スキルアップしていかなければなりません。

いくら具体的な目標があり、努力しても全てが達成できるとは言えません。

今回は私の看護のスキルアップの障害となった3つのこと体験談を踏まえてまとめてみたいと思います。

 

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画像出典:wallpaperup.com

 

【看護師スキルアップの障害1】地方or都心部

 

看護師研修会に参加?不参加?

 

私は自然豊かな土地で産まれ育ち、看護学校も実家から1時間程度の国立病院付属を選び、そのままその病院へ就職をしました。

私はそんな自然豊かな土地が大好きですが、やはり都心部の方が良かったのかなぁと思ってしまうこともありました。

看護師としての様々な研修会などはどうしても都心部へ行かねばいけないという場合が多くなってしまいます。

今でこそオンラインでの研修会などもありますが、就職当時は研修費や都心部へ行く交通費、宿泊代も少ない給与から捻出するのが厳しい時代もありました。

研修会は看護師が集まり、話し合うので成長の場としてとても有効です。

しかし、業務の忙しさを理由にして、頻繁に行っていた研修会にも参加しなくなり、スキルアップの機会が減っていきました

 

そんな時、都心部で働く同期の話を聞く機会がありました。

都心部では最先端の医療を間近に見れること、また様々な研修会に気軽に参加できているというのです。

やはり地方の看護師と都心部の看護師では成長できる環境が違うのではないかと思うようになってきました。

自分は同期と比べて成長出来ていないのではないか。

都心部へ転職すべきなのか。

色々と悩みながら悶々とした日々を過ごしていました。

 

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画像出典:onlinenursingprograms.eku.edu

 

スキルアップのためには目の前の患者様に向き合うこと

 

しかし、私自身が地方であることを理由に日々の業務に追われ、地方より都心部と勝手決めつけ、諦めていたのだということに気付きました。

目の前にいる患者様に対して行う看護には地方も都心部も関係ありません。

研修会への参加だけが看護師としての成長ではありません。

そのことに気付き自分自身が何をすべきかが分かった気がしました。

日々の看護の時間にも自分自身のスキルアップのチャンスはあります。

目標をしっかりと持ち毎日の患者様との関わりを大切にしましょう。

 

【看護師スキルアップの障害2】病院は組織だから仕方ない

 

思わぬ人事異動の宣告

 

循環器内科病棟での勤務が2年目を迎え、やっと色々な事が面白くなってきた時でした。

突然、病棟師長に呼ばれ、人事異動の内示を伝えられました。

私が働いていた病院は大きな精神科病棟があり、男性看護師は一般病棟を数年経験したのち、

必ずと言って良い程、精神科病棟への異動が暗黙のルールになっていました。

平均3年〜5年での異動が多かった為、私自身まだそのタイミングではないと油断している中での内示であり、

循環器内科に興味を持ち、深く学んでいきたいと思っていた為、本当にショックだった事を覚えています。

 

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画像出典:aacc21stcenturycenter.org

 

自分が納得する決断をする 退職

 

人事異動は社会人として組織で生きる以上、正当な理由無しには断ることは出来ません。

いくら自分自身が現在の看護を探求したい、スキルアップをしたいと考えても、それは正当な理由としては認められることは難しい場合が多くなります。

3ヶ月前の内示だった為、自分なりに色々と考えました。

しかし、この時私はまだ精神科での看護ではなく、循環器内科、急性期の看護に興味があり、そちらを優先したいという思いがどうしても諦められない。

そこで私は退職することを決意しました。

その後、一旦内示は取り消しということになりましたが、私はそのまま退職しました。

人事異動は業務命令であり、それを拒否するのであれば退職するしかありません。

私の決断が良かったかどうかは分かりませんが、あの時の決断を後悔はしていません。

 

【看護師スキルアップの障害3】認定看護師の壁

 

認定看護師長期研修期間の障害

 

認定看護師制度がスタートして、現在では21分野、14,172人(2015年)の認定看護師が活躍しています。

私も認定看護師への道を真剣に考えた時期がありましたが、結果的には諦めることになりました。

私が諦めることになった最大の理由は約6ヶ月間の研修期間です。

この間が無収入になるという事、そして地方に住む私は認定看護師教育機関に行くためには、そちらでの生活をしなければならない。

 

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画像出典:news.nurse.com

 

タイミングを逃すな!奨学金・支援を存分に活用する

 

既に結婚していた私には大きな障害となりました。

現在では色々な施設が認定看護師の為の奨学金制度や支援を行っていますので、私が認定看護師を目指そうと思った時よりもハードルは低くなっているかもしれません。

しかし今の私にはあの頃の勢いがなくなってしまいました。

やはりタイミングって大事ですね。

 

看護師スキルアップの障害 まとめ

 

キャリアアップを目指しても、時として思わぬ邪魔が入ったり、様々な理由で目標が達成できないこともあります。

上手くいかない時は落ち込んだりもしますが、そんな時だからこそ、自分にとってより良い、次の目標が見つかるかも知れません。

自分自身がどんな看護師になりたいか、それを目標に努力し諦めずに前に進めば、看護師として必ず成長できると思います。

私もまだまだ諦めず、スキルアップを目指します!

 


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