【プライマリ・ケアのメリットその.1】プライマリ・ケアは介護者を救う
高齢者介護者の悩みは尽きない
私の経験上、高齢者を家族で介護するといろいろと悩みが出てきます。
介護者が仕事をかかえているのであれば、なおさらです。
仮に自分で動くことができたとしても、食事の準備や洗濯、必要な物の買物、掃除など、やらなければならないことがたくさんあります。
仕事が忙しく、今日は何もしたくないと思う日も出てくるでしょう。
熱が出たり調子が悪い時には心配で仕事も手につかないこともあるでしょう。
介護は期間が決まっているわけではないので、これを乗り切れば楽になるということはありません。
相談をしてみる
気軽に構え、使えるものは何でも使い、自分の時間も持って、楽しみながら介護にあたることが患者さんのためにも介護する側の家族にとっても大切なことです。
つらいことはつらいと言う、できないことはできないと言い、患者さんと介護者がお互いの気持ちに寄り添い、良い方法を考えていくことが必要です。
ただ、家族だからこそ許せなかったりすることもあります。
そんな時には客観的な意見を言ってもらえる相談できる機関があると安心できます。
それぞれ価値観があり、仕事を大切にしたいと考えておられる方もおられるでしょう。
介護のために仕事をやめるという選択もあるでしょう。
いろんな方法がありますので、相談できる窓口として活用ができることは大きな支えになります。
介護に悩みを抱えている方は、ぜひプライマリ・ケアのご利用を考えらてみてはいかがでしょうか。
画像出典:idealmd.com
【プライマリ・ケアのメリットその.2】プライマリ・ケアは専門的観点から患者さんを診ることができる
プライマリ・ケアの大きなメリットの一つに他職種と連携することで、専門的観点から患者さんを診ることができるというメリットがあります。
医師、看護師だけでなく、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、ケアマネジャー、介護福祉士、社会福祉士など多方面の専門家が患者さんを診ることによって、総合的にサポートをするのがプライマリ・ケアの特徴となります。
様々な専門家の方に診ていただけるとなれば、患者さんも安心することができますよね。
画像出典:life24bd.com
【体験談】プライマリ・ケアのメリットとは? まとめ
私の経験上、昔は訪問看護師があらゆる面で患者さんや家族に頼られていました。
例えば、訪問看護の時間に買い物に行ったり、食事を作ったり、お風呂に入れたり、リハビリを行なったりと何でも引き受けていて、「これで良いのか?」と私自身悩みながらケアをしたこともありました。
しかし、今は各専門分野の職種と連携を持ちながら、患者さんを診ることができることで、各々の医療従事者の負担は軽くなっているのではないでしょうか?
プライマリ・ケアのメリットとは身近に健康、福祉、介護の面からサポートしてもらえるということでしょう。
高齢化社会の現代には、プライマリ・ケアは必要不可欠なものであると言えるでしょう。
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