ポリフェノールの効能もあってか、最近日本でも特に女性の間で非常にブームとなってきているのが「ワイン」。
せっかくのワインなのですから、正しいマナーで美味しくいただきたいですよね?
そんなわけで本記事では、正しいワインの注ぎ方、注がれ方、持ち方を基本的な部分からまとめてみました!
1. ワインの注ぐときのマナー
・マナーとして、ワイン両手で注ぐのはアリ
よくレストランに行くと、ソムリエの方が片手でワインを注いていますが、片手で注ぐというのが正しいマナーなのでしょうか?
一般の方にとっては、ワインを注ぎなれていない方が多いと思いますので、片手でやろうとした場合にこぼしてしまう可能性が高くなります。
無理をせずに片手で持ったままもう片方の手を添えて、両手で持って注ぐと良いでしょう。
両手でもマナー違反とはなりません。
画像出典:newtimes-inc.com
・ 注ぐ量は、ワイングラスの4分の1まで!
一般的に、ワイングラスにワインを注ぐ際は、ビールや日本酒のようにコップ一杯注ぐことはしません。
たくさん飲む方に対してでも、多めに注いでしまうと、せっかくのワインの香りや味が台無しになってしまいます。
注ぐ量はグラスの4分の1くらいのところまででOKです。
入れすぎるとグラス内の香りが出される空間が少なくなってしまいますし、少なすぎると空気の影響を受けて温度が上がってしまい味が変化してしまいます。
画像出典:pgarden.jp
・最後まで注がない!
ワインを最後まで注ぐのは、マナー違反です。
他の飲み物と違って、熟成を経たワインでは、「澱(おり)」という沈殿物が出ます。
最後まで注ぐと、澱も一緒に入ってしまいますので、必ず注意しておきたいところです。
2. 注いでもらうときのマナー
・注ぎ終わったときにお礼を言うのがワインマナー
グラスにワインを注いでもらっている際、ついついグラスを持ってしまう(もしくは置いたままでも手を添えてしまう)ことがあると思いますが、これは日本人がお酌をする文化があるため自然なことだと思います。
ですが、この習慣はワインにはあてはまりません。
ワインを注いてもらっている際は、グラスを持たず、手も添えずに机にグラスを置いたままにしておくのがマナーです。
“注ぎ終わった後にお礼を言う“というのがワインです。
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