さぁ、いよいよシリーズ最終回となってしまいました。
これまで、かなりの情報を書き連ねてきましたので、最後となる今回は、
これまでのまとめを簡潔に行った上で、看護・訪問看護のこれからの課題に触れておきたいと思います。
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本シリーズ『看護師と訪問看護師のイロハ』の目次
第10回 まとめ ~「車の両輪」としての訪問看護師と看護師~
看護師と訪問看護師の違い【まとめ】
ここでは、改めて第2回から第9回までを結論のみ振り返っておきましょう!
結論だけを見てピンとこなければ、読み返していただければ幸いです。
- ・訪問看護師:「基本的に一人で柔軟な対応」が求められる
- ・看護師:「分業体制の中で固定的な対応」が求められる
- ・訪問看護:「治療」というよりも「生活の支援」と言った意味合いが強い
- ・看護:「病気を治すこと(治療)
- ・訪問看護師:一人だからこそできる「広いケア」
- ・看護師:チームだからこそ得られる「学びの機会」
- ・訪問看護師:夜勤なし/非常勤の現状維持を望んでいる
- ・看護師:夜勤あり/非常勤を望んでいる看護師志望者が多い
- ・訪問看護師:熟練者が多く48.5歳平均/夜勤なしで400~500万円は割がいい
- ・看護師:38.9歳平均/一般的には高給だが、割に合わないという意見も
- ・訪問看護師:移動は車・バイクでも可の場合あり/場所によって業務が特化している場合あり
- ・看護師:病院内から出ないものの、1日10km歩くことも/転勤は条件によってあり
- ・訪問看護師:高齢者が圧倒的/65歳以上が8割超
- ・看護師:平均年齢は50代程度/病院の規模によって年代が異なる
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