褥瘡予防の具体的な方法とは
個々のリスクが把握でき目標が設定されたら具体的な看護ケアを考えていきます。
主軸は長時間の圧迫を避けるための体位交換、衛生面の管理、栄養管理となります。
体位変換については、定時での体位交換だけではなく、快適な寝具の利用等が考えられます。
詳しくは【体位変換で褥瘡(じょくそう)を予防するためのポイントとは】を読んでみてくださいね♪
衛生面についてはオムツ交換や清拭といったケアはもちろん、肌の乾燥を防ぐためのスキンケアなどが挙げられます。
そして、栄養管理については毎日の食事量の把握の他、体内の栄養状態にあった食材などの提供が考えられます。
最近では院内にNST(栄養サポートチーム)が組織され、患者さんそれぞれに合った栄養をサポートしている病院も多くなっていますから情報をしっかり共有し、計画に反映させていくと良いでしょう。
また在宅での介護においては、予防することの大切さを伝えることや、家族や介護者が行いやすい具体的な方法の提案や指導が必要になるでしょう。
参考記事 j-depo.com
褥瘡を予防するための看護計画とは〜まとめ
褥瘡はできる前に予防することが大切です。
直接的な要因だけではなく、間接的に関わる要因について把握し、ひとつひとつ対処法を考えていくことが具体的な計画に繋がります。
褥瘡は予防を基本にすることが当事者や家族を楽にすることを伝えていきましょう。
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・看護計画の評価の際に必ず意識すべきこと3選 ~PDCAサイクルの考え方を知ろう~ |
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