どんな職種でも、何かしらの悩み事はあるもの。
ただ、職種によっては周囲の理解が足りていないということは往々にしてあります。
特に、「看護師の悩み事」というものは、なかなか共感されないものが多いような気がします。
そうした中では、
・「”誰か”が同じ悩みを抱えている」
・「どんな悩みをもっているかが”誰か”に伝わっている」
これだけで、どこか鬱屈とした気持ちを晴らすことも出来るかもしれません。
というわけで今回は、看護師さんたち特有の共感されにくい「あるあるな悩み事」を5つ集めてみました。
【看護師の悩み】その1: 勤務形態により生活リズムが不規則となる
日勤、夜勤の2交代のみの勤務や、準夜勤・深夜勤務と加わる3交代。
どちらにしても勤務時間は不規則。
また、定時で帰れることもなかなかないため、日付を越えてから帰路につき、数時間後にはまた出勤なんてことも。
(加えて言うなら、日勤でも看護師の勤務時間って一般企業より1〜2時間長いんですよね・・・)
画像出典:otonasuhada.jp
さらに、シフト制のため、1日の時間のリズムだけでなく、盆正月などの休日とも無縁なことも。。。
そのため、患者さんのために出される行事食や、医師の勤務状況で四季のイベントや休日を知ることもあったりします。
クリニックで働く看護師も、拘束時間が長く、閉院時間でも急患が来たら対応しなくちゃいけなかったりで、似たような悩みをお持ちのことかと思います。
【看護師の悩み】その2: 出会いが少ない
女性が8割を占める職場であるため、出会いはかなり希少。
よく看護師というと、「医者と付き合えるじゃん」とか「患者と付き合っちゃいなよ」とか言われますが、
患者さんは「患者さん」だし、忙しそうにしている医師を見ているとなかなかそんな雰囲気にはなりませんよね?
画像出典:konkatsu-party.jp
また、医療の世界も多職種連携と言われる昨今、リハビリスタッフや介護福祉士、ソーシャルワーカーなど、
男性と働く機会もやや増えたとはいえ、結局みなさん同じ部署で付き合っていることが多いのが実情。
そして仮に誰かと付き合っても、女性の職場のため、あっという間に噂が広がってしまうのです。
【看護師の悩み】その3: 患者さんやご家族への正しい対応
オープンなセクハラ、罵声、クレーム。
たまにしかこない家族からの理不尽な苦情。
特に認知症の方だと悪気があって言っているわけではないと分かっているし、
何年も働いていると、だんだん罵声や苦情にも慣れてきて、言われたその場で忘れちゃいますが、
看護師も人間ですから、精神的にはやはり辛いところ。
画像出典:way-of-working.jp
こうしたことが積み重なり、トラウマとなって辞めてしまう人も多いかと思います。
ただ、こういった方と同じくらいの比率で、天使のように見える優しい患者さんもいらっしゃいます。
ですので、その人達に癒されて頑張るしかないという本音もたまには吐露しちゃってもいいのではないでしょうか?
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