男性看護師が増えてきてはいますが、まだまだ女の園である看護職。
そこでは時として、大奥のような激戦が繰り広げられます。
笑顔の裏で、お互いに折れない強靱な看護師たち。
皆様も巻き込んで、イラッとしていただきましょう。
また反面教師で、嫌われないためにも以下の行動は気をつけていきましょう!
画像出典:mediccast.com
【同僚看護師にイラッとする瞬間1】いつでも話かけてくる同僚
私が施設勤務に変わってから、利用者さんの薬管理という仕事が主になっていた頃です。
薬は処方されてきたものを仕分け、看護師二名で互いに確認し合うダブルチェックを行うしきたりでした。
もし間違えてしまうと、心臓・血圧系の薬など命に関わるものも多かったためとても気を遣う作業です。
『絶対に間違えられない!』
と全神経を集中させている時に限って同僚はとにかく喋る、喋る!
話しながら作業すると間違えるリスクは上がりますし、だからといって手を止めると仕事が終わりません。
同僚と言っても年上だったので我慢していましたが、とうとう意を決して気持ちを伝えました。
同僚の返事は「あまり集中型じゃないからね、まあ慣れれば大丈夫よ。」というもの。
青天の霹靂。な、慣れとは…?
ドヤ顔で逆アドバイスしてきた同僚を見て耳か頭のどちらかおかしくなっているのではないか、とも考えましたが責任感のなさに愕然としました。
【同僚看護師にイラッとする瞬間2】嫌な仕事は後輩まかせ…
看護師としてのキャリアも長く、勤務年数も職場内では最長の先輩がいます。
物腰やわらかく、いつも笑顔を絶やさない素敵な女性でたくさんの方々に慕われていたのです。
そう、あの笑顔の裏を知るまでは…。
知的障がい者の支援施設なので、利用者さんたちは子供のように無邪気でストレートな言い方をする方が多いのですが、その日もある利用者さんが廊下で叫びました。
「オムツ、取り替えて下さーい!」
大抵オムツ交換は介護さんが行いますが、介護さんが忙しい時は私たち看護師がやる必要があります。
利用者さんの声が廊下に響き渡る中、今までのんびりと血圧の記録をしていた先輩が、「ごめんなさいね、事務所に行ってくるから、お願い出来る?」にっこりと微笑んで、行ってしまいました。
その時は特に何も感じなかったのですが
あれから二年。
一度もオムツ交換に入らず、にこりと笑顔で逃げてゆく先輩の背中を何度見送ったことでしょう…。
もう慣れましたが、未だに忙しい時には心底イラッとしています。
画像出典:buzzfeed.com
【同僚看護師にイラッとする瞬間3】研修医さんを狙う同僚
私のいる施設では、月に一度かかりつけ医の往診があります。
往診で来るのは二十代後半の若い研修医、その研修医が来る日になると、日頃から「なんとか孤独死だけは免れたい」が口癖の独身の同僚がお色直しをするようになったのです。
その同僚は普段は白のパンツスタイルなのですが、往診の日の午後になると、ピンクのワンピース白衣に着替え、メイク。
往診のためのカルテ準備やら、物品準備、医務室のそうじ…山のような仕事をほっぽり出してロッカールームへ引きこもります。
いつもは穏やかな先輩達はみるみる鬼の形相となり、何も知らないピンクな同僚はさわやかな香りを放ちながら生き生きと戻ってきます。
往診中は研修医の隣をがっちりキープ。
阿修羅の様なオーラを放つ先輩達には目もくれず、笑顔で対応する同僚。
医師という肩書きに憧れはありますが、勤務中であることを忘れるのはいかがなものかと、疑問に思います。
画像出典:sykepleie.net
【同僚看護師にイラッとする瞬間4】協力しない同僚
仕事の内容によっては、手を離せないこともあります。
例えば薬の仕分け、処置中、細かい物品の数量確認などけっこうあるわけですが、必ずと言って良いほど自分の仕事を押しつけてくる同僚がいます。
- 「ちょっと、あれ取ってくれる?」
- 「ごめん、これ届けてきて。」
- 「ここ、確認しといてくれる?」
以前の職場ではなかったことに驚きつつも、協力して仕事の効率化を図る、ということかもしれない、それなら自分も楽かも…、と解釈しました。
けれど、私だって人の仕事ばかり手伝えるほど暇ではありません。
施設行事も重なって猫の手も借りたい程だった日、「すみません、薬局に注文しないといけなくて、電話してもらってもいいですか?手が離せなくて…。」
間髪入れず、先輩の返事は「あのさ、今日忙しいんだから、自分の仕事は自分でやろうよ。」誰の手も借りられなかった私を待っていたのは長い、長―い、残業だったことは言うまでもありません。
【同僚看護師にイラッとする瞬間5】化石看護師とのやり取り
誰もが看護学校において、看護学や看護技術を習いますが使用物品の片付け方法も習っているはずなのです。
使用した物品に対する処理の方法は適当に済ませて良いものではありませんし、二次感染の予防といった点でも、非常に重要な事柄だと思います。
このことが原因で、私は職場でものすごいジェネレーションギャップと、何度言っても変わらない苛立ちを感じました。
職場最年長の先輩が看護師資格を取得したのは今から約30年前とのこと。
とにかく、ヒビテンという真っピンクの消毒の液体を崇拝していて、なんでもそれに突っ込みます。
タオル、爪切り、ピンセット、薬杯…。
先輩、物品によって液の濃度も変わってくるみたいですし、別個に消毒した方が良いですよ、と言ってみても「昔の診療所はこれがあれば安心だったのよ~。」と、聞く耳持たず。
医学は一日一日と進歩し、変わっていくというのに今時だいぶレアなピンクの液体に浮かぶ、物品の数々に頭が痛いです。
画像出典:blog.soliant.com
イラッとする同僚5選 まとめ
いかがだったでしょうか、イラッと感は伝わりましたか?
女たるもの、やはり同性に対して目ざといわけですから、小さな所からいざこざが生まれてしまうのでしょうか。
職場内の年齢層も幅広く、365日仲良く過ごすことは難しいですが、様々な気持ちを共有した仲間ですから、気付けば一緒に笑ってる、そんな信頼関係を構築出来たら良いですよね。
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