近年多くの人が様々な理由で生活に困難をきたし、世の中における社会福祉専門職の需要が高まってきています。
今回は社会福祉専門職の中でも介護福祉士、精神保健福祉士と並び、三福祉士の一つである社会福祉士に注目しご紹介させていただきます。
社会福祉士はどのような仕事を行なうのか、どのようにしたら為ることが出来るのか、実際先輩はどんな場所で活躍しているかなど、この記事を読めばバッチリな内容となっていますよ♪
本記事の目次
社会福祉士とは
社会福祉士とは身体や精神の障害、環境上の理由で生活に困難をきたしている人の相談を受け、その人の困難を解消するための必要な支援を整えていきます。
社会の中で弱い立場にいる人の味方です。
社会福祉士も看護師と同じ国家資格
社会福祉士は国家資格です。
介護福祉士、精神保健福祉士と合わせて「三福祉士」と呼ばれます。
年に一度試験が行われ合格率は20%台と難関です。
画像出典:michr.umich.edu
社会福祉士になるためには
社会福祉士になるには福祉系の大学を卒業し、規定の単位を取得すれば受験資格が与えられます。
また、一般の大学や短大卒業後も実務経験を積んで通信教育で養成課程を受講し、受験資格を得ることができます。
大紀町福祉協議会のホームページにて、わかりやすいフローチャート図がありましたので、引用しておきます。
社会福祉士の有資格者は?
平成28年3月現在で、資格登録者数は約20万人いるそうです。
社会福祉士の多岐にわたる仕事現場
1.市町村窓口・保健センター・児童相談所
公務員として県や市町村の福祉の中心的役割を担っています。
窓口や保健センター等で各種相談や必要な制度の利用手続きを進めたり、家庭訪問などを行うこともあります。
また、虐待など児童に関わる仕事として、児童相談所での仕事や、学校での仕事もあります。
学校ではスクールソーシャルワーカーと呼ばれ、複数の学校を掛け持ちして担当しているケースも少なくありません。
2.福祉施設や医療機関
高齢者や障害者の福祉施設での相談や、医療機関での入院患者に関わる相談を行っています。
病院では転院や医療費について、退院後の生活についてなど、医師や看護師、リハビリテーションスタッフなどと協力して患者を支えていますね。
病院ではメディカルソーシャルワーカーと呼ばれます。
3.企業などの新しい分野
最近では、福祉機器を扱う企業や司法関係施設など、新しい分野で働く人もみられてきています。
特に、司法関係施設では、入所者に高齢化や経済的困窮者などが増加しており、社会福祉士が関わるようになった新しい領域です。
社会福祉士とは〜まとめ〜
社会福祉士の活躍の場は多岐に渡ります。
看護師が働く現場でも、さまざまな事情を抱える患者さんや利用者さんがいらっしゃると思います。
需要が増している社会福祉専門職である社会福祉士に、少しでも興味を持っていただければ幸いです♪
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