香典袋の書き方とマナー

 

「香典」とは、故人に対する供養の気持ちを表すものです。

線香や花の代わりとして現金を不祝儀袋用ののし袋に包み、お通夜や葬儀の際に持参します。

「香典袋を持参するのは知っているけど、書き方や相場などがわからない!」という人にこれだけは知っておきたいというマナーをご紹介させていただきます!

人に聞きづらいことだからこそ、しっかりと身に付けておきましょう!

 

image:香典袋の選び方 御霊前と御佛前、御香典の違い

画像出典:http://news.mynavi.jp

 

香典袋の書き方

 

香典袋の表書きは故人の宗教に合わせて書きます。

もし宗教が分からない時には、「御霊前」と書きます。

「御霊前」はどの宗教でも使えますし、お通夜でも葬儀でも使えます。

 

・仏教・仏式の場合

 

仏教・仏式の表書きは

  • ◆御霊前
  • ◆御香典
  • ◆御香料

などと書きます。

不祝儀袋に薄墨で書きます。

不祝儀袋の水引は白黒で双銀などの結び切りのものにします。

また、蓮の花が描かれたものは仏式用です。

蓮の花のないものでも構いません。

 

・キリスト教式の場合

 

キリスト教式の表書きは、

  • ◆御霊前
  • ◆御花料

などと書きます。

のし袋は十字架の絵が描かれたものや白い封筒を用います。

 

・神式の場合

 

神式の表書きは、

  • ◆御霊前
  • ◆御玉串料
  • ◆御榊料

などと書きます。

のし袋は不祝儀用袋を用います。

水引のある場合は黒白または双銀の結び切りものにします。

 

・表書き下段には愛奏者のフルネームを書きます

 

妻が夫の代理で会葬する場合は、夫の名前の左下に小さく「内」と書き添えます。

夫婦で連盟の場合、妻の名前は夫の名前の左側に書きます。

仕事の関係で会葬する場合は、会社名を右側に小さく書き、フルネームの上部に小さく役職名を書きます。

職場で連盟にする場合は「○○会社△△部一同」などと書きます。

 

香典の相場

 

香典にはどれくらいの金額を入れれば良いのでしょうか?

それは、故人とのかかわりによって変わってきます。

友人や同僚、身内や親せき、さらに年齢によっても配慮が必要です。

  • ◆両親の場合は5万円~
  • ◆祖父母の場合は2万円~5万円
  • ◆兄弟姉妹の場合は2万円~5万円
  • ◆親せきの場合は1万円~5万円
  • ◆友人や知人、ご近所の方の場合は5千円~2万円
  • ◆仕事関係の方の場合は5千円~2万円
  • ◆顔見知り程度の場合は3千円~1万円

が一般的な目安となっております。。

 

(注)1人3千円以上の場合はそれぞれ一人ずつ香典を包みましょう!

複数人で香典を包むのは、1人3千円以下の場合となります。

また、亡くなった方とあなたとのご関係だけでなく、あなたの年齢(20代、30代、40代で考えると良いでしょう)を考慮して金額を決めるもの良いでしょう!

 

その他のポイント

 

①受付で香典を出す時には、ふくさから出して渡しましょう。

②黙礼するだけで構いませんが、言葉を添える場合は「この度はご愁傷さまでございます」と言うのが良いでしょう。

③万が一の時に備えて、香典袋と薄墨の筆ペンを常備しておくのも良いでしょう。

 

まとめ

 

今回は香典袋の書き方をご紹介させて頂いたのですが、いかがでしたでしょうか?

社会人として知っておきたいマナーの一つなので、ぜひこの際に身につけましょう!

BeNurseではこれら以外にも身につけておきたいマナーをいくつも紹介させて頂いてるので、ぜひそちらもチェックして見てください!

 

墓参りでのマナー!手順に沿って説明させて頂きます!

知っておきたいお葬式でのマナー(服装編)

 

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