【訪問看護転職体験談まとめ】世代別にまとめてみました!

 

超高齢化社会の日本において、今後その役割が重要視されているのが「訪問看護師」です。

近年その仕事内容から、転職を考える看護師さんは多くいます。

そんな看護師さんの為に、ビーナースでは看護師さんから訪問看護師に転職した多くの先輩に、インタビューをさせていただきました。

  • ●転職してよかった点
  • ●後悔した点
  • ●転職のポイント

など様々なことを包み隠さず語って頂きました。

今回はそのインタビュー記事を世代別分け、どのような特徴があるのかをまとめてみました

訪問看護師へ転職を考える方だけではなく、看護師として活躍している方にも通じる考えがあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

 

「visiting nurse」の画像検索結果

画像出典:vnhc.com

 

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【訪問看護転職体験談】20代編

 

訪問看護転職への転職を考える20代の方は、挑戦してみたいが、経験も少なく不安だという方がたくさんいます。

そういった人達向けに、実際に20代で訪問看護師に転職してよかった点苦労した点に分けて紹介させていただきます。

 

20代で訪問看護師に転職してよかった点

 

●患者さんの為に使える時間があるという喜び

 

21歳で訪問看護師に転職されたTさんの体験談です。

Tさんは転職する前、半年間だけの病棟勤務でしたが、毎日ナースコールや日々の業務に追われていました。

しかし、訪問看護では訪問先に行ってからの30分~1時間はその一人の患者さんのための時間で、その後時間が空いていれば話を聞いてあげることもできるのです。

病棟では話したいことがある患者さんでも、ナースコールがあれば、話を途中でやめて、対応をしなければなりません。

それが終わってからまた話を聞きに行くこともできません。

何かとしなければならないことが多いのです。

逆に病棟勤務のように、命を助けるために奮闘するということはありませんが、病棟勤務では味わえなかった患者さんの人生に共感するということを訪問看護で経験することができました。

 

●何もかも真摯に向き合えた

 

こちらも21歳で訪問看護師に転職されたTさんの体験談です。

看護師として経験が浅かったので、何かにつけて心配でした。

1人で訪問できるようになるまで、先輩スタッフの方にいろいろと指導をいただきました。

厳しい指導もありましたが、がむしゃらに頑張ることができたのは、若さと経験がないがゆえに何でも素直に聞けたことだと思います。

わからないことは何でも聞くことができましたし、患者さんやご家族にも「若いのに、訪問看護をしたいなんて偉い」とわからない理由でほめてもらい、いろいろと優しく接していただきました。

もちろん、経験を積んだ人ができないことではありませんが、病棟勤務と訪問看護では大きな違いがあります。

しかし、新しいことにチャレンジする気持ちがあればいつでも転職できると思います

 

「nurse listening in house」の画像検索結果

画像出典:blogs.fairview.org

 

●在宅で医療行為をゆっくりできるなんて素敵!

 

現役訪問看護師のSさん(年齢は20代後半で、転職経験あり)の体験談です。

筆者のことを少し話すと、訪問看護師の前はガン病棟に勤務していました。

そこを辞めて、「さすらいのナース」の如く、派遣看護で訪問入浴をしていましたが、「もっとやってあげたい病」が出てきたので、訪問看護師になりました。

もともと「患者のQOLの維持的側面からの看護介入」には興味がありましたから、在宅で過ごす患者にあれもこれもできると少しワクワクしていました。

で、実際はどうか。

まず、色々なこと(ケア)が出来ることは間違いありません。

しかし、そのケアの浅はかさを感じました。

自分で視野が狭いと感じるし、今までの自分のケアというのは問題解決の核心を得ていない、いわば「アクをすくって満足していた状態」であったと気付くことになりました。

よりよいケア提供を追及するには、たくさんの知識と経験が必要で、まずはそういったことを先輩の話や記録から学ぶことから始まります。

次第に応用力のある機転の利いたケアを学べるようになっているのでは、と今になって振り返ることが出来つつある状態です。

 

20代で訪問看護師に転職して苦労した点

 

●若いというだけで信頼されないことがある

 

こちらは5年間病棟勤務を経て、25歳の時、訪問看護師に転職したHさんの体験談です。

免許を取得してから5年と、経験を積んでいましたが、訪問看護ならではの難しさに最初は対応できませんでした。

訪問看護をする方の中には、ご家族が長年にわたり介護されていることが多いです。

そのため、長らく独特のやり方を実践されている方がおります。

中には明らかに間違っている方もいらっしゃいました。

私が新しいやり方をやろうとすると、それを受け入れてくれないことも多々ありました。

また、看護師に対しての好き嫌いが激しいこともかなり多くありました。

一度信頼されると何をしてもOKというご家族が多くいらっしゃいますが、若いというだけで看護師を毛嫌いされる方もいました。

 

【訪問看護転職体験談】20代編〜まとめ〜

 

20代で訪問看護への転職を考える人は多くなってきました。

上記のように転職を考える人達の一番の心配事として、経験不足からくる不安があげられています。

もちろん訪問看護には看護師時代とは違ったスキルを求められることはあります。

しかし、若いからできないということは決してありません。

むしろ若いからこそ吸収出来ることはたくさんあり、早く転職してよかったという人もたくさんいました。

詳しく体験談を詳しく知りたい方は以下にリンクがあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

訪問看護師に25歳で転職したときに工夫したこと

訪問看護師に21歳で転職して良かったこと ~若くても訪問看護師になれます!~

【体験談】訪問看護師転職で期待していた点とその実際

【体験談】経験者が語る、訪問看護師転職のポイントとは?

▶ 次ページへ:【訪問看護転職体験談】30代編へ

 

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