ダブルケアをしている育児世代が全国でどれくらいいらっしゃるかご存知ですか?
実は、その数約25万人と言われております。
特に、ダブルケアに追われている方は女性が圧倒的に多く、30代〜40代が中心になっていると言われています。
今回は育児を同時進行で行う、そして、自分の親世代や義理の親世代の介護までを行うという「ダブルケア」について、その苦悩や実態を内閣府の調査や体験者の声も併せてご紹介します。
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ダブルケアを行う世代の中心は?
まず、ダブルケアを行う世代の実態から見て参ります。
全国で、ダブルケアを行っている方は25.3万人です。
そのうち、女性の割合は16.8万人。
男性の割合は、8.5万人になっております。
また、ダブルケアを行う方の平均年齢ですが、女性が38.9歳で男性が41.2歳と、いずれも現役でばりばり働く世代が中心になっております。
それだけに、仕事を離れなければいけない方や、介護サービスと子育てで経済的に困窮している方もいらっしゃるのです。
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ダブルケアを行う方の地域別の割合
次に、ダブルケアを行う方の全国地域別の割合について、内閣府の調査を元に見て参ります。
北海道地方で全体の7.8%、東北地方で6.5%、関東地方で7.5%、北陸地方で6.6%、東海地方で7.5%、近畿地方で7.5%、中国地方で7.4%、四国地方で7.4%、九州地方で7.7%、沖縄県で10.6%という割合になっております。
この統計結果からもお分かりになるように、ほとんどの地域で7%を超えているという状況です。
そして、この数値は、今後も増加の一途をたどっていくと思われているのです。
ダブルケアの最大の問題点は、晩婚化等が進み、アラフォー世代のはたらきざかりの方々が、育児と介護、そして仕事を両立しなければいけないという厳しい実態にあります。
では、次に実際にダブルケアを行った、もしくは行っている方々の体験談に触れて参ります。
参考サイト:内閣府男女共同参画局
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