ダブルケアの体験談から見えてくる行政面の課題とは?

 

ダブルケアとは、育児と介護がダブルでやってくる状況のことです

ダブルケアが起きている年齢層を見てみると、40代前後の方が多くみられます。

今、そして今後も増え続けるであろう、ダブルケア。

場合によっては、「育児×介護×仕事」のトリプルケアになることも多く、より深刻な問題です。

今回は実際にダブルケアに直面した方のストレスや葛藤をご紹介します

今後、誰もが経験する可能性があるダブルケアですから、他人事ではありません。

行政機関や民間サービスを併用して、少しでもダブルケアをしている方の負担を軽減することが大切です

 

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画像出典:bibamagazine.fr

 

ダブルケアはこれほど大変

 

ここからは実際にダブルケアを体験している方のご意見を紹介します

NHKのテレビ番組「あさイチ」で紹介された「介護のダブルケア問題」の中から、実際におきているケースも含めてお伝え致します。

 

これぞダブルケア:3人の育児と介護を抱えた母親の体験

 

番組では3人の育児をしながら母親の介護をしている女性が登場しました。

一番下の子はまだ1歳8か月、お母さん(おばあちゃん)は72歳ですが自分ではあまり歩けず糖尿病の影響で目もあまり見えません。

介護が始まったのは8年前とのことです。

そんな井上さん(仮名)の1日は以下のようになっていました。

 

▶ 次ページへ:ダブルケアに悩まされる井上さんの1日って??

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