オーラル・フレイルとサルコペニア。
やたらと名前がかっこいい印象を覚えますね。
さて、このオーラル・フレイルとサルコペニア、いったいどんな病気がしっかりご存知でしょうか。
今回の記事では、オーラル・フレイルとサルコペニアがいったい何かということと、その関係性について紹介します。
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サルコペニアとは?
サルコペニアとは、2016年10月に国際疾病分類(ICD-10)に含まれた新しい疾患です。
sarcoは「骨格筋や筋肉」、peniaは「減少」を意味し、それが組み合わさってサルコペニア(sarcopenia)と呼ばれています。
あまり聞きなれないのもそのはず、去年に新しく分類された疾患なのです。
それでは、次からこのサルコペニアについて詳しく見ていきましょう。
サルコペニアの概要と原因
サルコペニアとは、進行性および全身性に認められる筋肉量の減少と筋力低下を示しています。
実は、単に加齢や老化現象だけにとどまらず、活動や栄養、疾患が原因とされる二次性サルコペニアというものもあります。
年齢でみるサルコペニア
加齢だけを考えた原発性サルコペニアの場合、65歳以上の4~5人に1人、80歳以上では何と2人に1人がサルコペニアだといわれています。
ただし、原発性サルコペニアは加齢だけをみた状態であり、活動や栄養、疾患の関連性は除外されています。
私たち看護師は、原発性サルコペニアから活動や栄養によって二次性サルコペニアに移行しないよう、深く関わっていく必要があります。
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