バーンアウトの対策4選
バーンアウトの対策1 MBIを使って自身の状態を知る
まずバーンアウトの対策として、自身の状態を知ることが重要です。
自身の心身の状態は正常であるのか、チェックツールなどを使って調べてみましょう。
燃え尽き症候群を判定するツールとして、MBIというものがあります。
MBIは現時点にいては燃え尽き症候群の判定にもっとも適しているツールと考えられています。
以下はせせらぎメンタルクリニック|精神科・心療内科さんで行えるMBIのチェック画面です。
上記画像のように、情緒の枯渇、脱人格化、個人的達成感の減少の3つの項目に関する質問にチェックをするだけで、バーンアウトの可能性が高いのかどうかが診断できます。
興味のある方はこちらのせせらぎメンタルクリニック|精神科・心療内科さんのホームページよりチェックテストを受けてみてくだいさいね♪
バーンアウトの対策2 心のケアを行う
バーンアウトを引き起こさないためにも、心のケアをしっかり行うことが大切です。
看護師は高い技術が求められる多大な業務に加え、患者さん以外にも医師や上司と関わり続けるなど、心身ともに疲労しやすい仕事であると言えます。
患者様の死など時には避けることのできない、困難に幾度もぶつかることでしょう。
そういった困難にぶつかったり、自分ではどうしようもできないことがあったとしても自分を責めすぎないことがとても重要になります。
また、時には趣味に没頭したり、友達に愚痴をこぼしたりすることも、バーンアウトの対象法として非常に効果的です。
当たり前かと思うかもしれませんが、今、そんな当たり前のことができているかもう一度確認してみてください。
そのために、時には立ち止まって見ることも大切です。
看護という仕事に誇りを持ち、楽しく仕事が行えているのかを考える時間を作りましょう♪
画像出典:medcareerguide.com
バーンアウトの対策3 身体のケアを行う
看護師の仕事は夜勤があるので、生活リズムが不規則になりがちです。
健康的に看護を行うために、しっかりと自分の生活リズムを整えましょう。
そのためにも睡眠時間は適度にとる、バランスの良い食事をとる、適度に体を動かすなどを心がけましょう!
我慢して働くことが全てではありません。
普段の忙しい日々の中でも、体調を崩さないためにも生活リズムを整え、健康的な生活を心がけましょう。
画像出典:star2.com
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