介護保険施設と民間介護保健施設の違いって?
2025年には我が国の4人に1人が75歳以上の高齢者となる、超高齢化社会を迎えることになります。
そんな中で、公的機関が運営している介護保険施設に対して、民間による運営の介護付き有料老人ホームなどの介護保険施設なども増加しています。
介護保険施設でも民間の保険施設でも、要介護者に対しての日常生活の介助などの様々なケアや援助を受けることはできますが、どのような違いがあるのでしょうか。
費用とサービスの違い
まず、違うのが費用です。
介護保険施設よりも、民間介護施設の方が利用料金が高額となる場合があります。
また、民間介護施設では入居一時金という形での費用が必要となる場合があります。
費用が安いからということで、介護福祉施設を希望される人も多いですが、実際に生活する場所が個室である、または様々な施設面が充実しているなど、介護保険施設よりも利用者側のニーズに沿った生活環境を提供してくれるのも、民間介護施設の大きなメリットといえるでしょう。
つまり、民間介護施設を利用する場合は、費用に見合った内容を選択できると言えるでしょう。
待機者数の違い
要介護者でありながら、多くの待機者のために入所が困難な介護保険施設に比べて、民間の介護施設においては、待機者が少なく、入所しやすいという点も大きなメリットです。
民間の介護施設は要介護度に関わらず、入所できる施設も多くあります。
介護保険施設について まとめ
有料の老人ホーム、グループホーム、介護サービス付き高齢者住宅など、今後の超高齢化社会に向けて、今後も様々な介護サービスが展開され、介護サービスはまだまだ発展途上の状態です。
安全性はもちろんですが、費用面、利用者の状態や意向に合わせた介護を選択しすることが大切です。
まずは市町村の介護相談窓口、または医療機関に入院中の方は、福祉相談室などに相談をして、どのような介護保険施設、民間の介護施設が使用できるかを確認しましょう。
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