介護福祉士は取得した! じゃあ次は……? 多職種連携だ!!
介護福祉士が介護に精通した専門職者であることは分かりました。
でも介護福祉士になって、現場でリーダーになって、それ以上はないのでしょうか?
医療従事者など施設・病院の他職種にとって、介護について聞くとき以外に介護福祉士に価値はないのでしょうか?
そうではありません!
ここでもう一度「社会福祉士及び介護福祉士法」から、今度は第47条の2です。
介護福祉士は、その業務を行うに当たつては、その担当する者に、認知症(介護保険法 (平成九年法律第百二十三号)第五条の二 に規定する認知症をいう。)であること等の心身の状況その他の状況に応じて、福祉サービス等が総合的かつ適切に提供されるよう、福祉サービス関係者等との連携を保たなければならない。
そうです。介護福祉士には他職種と連携する、関係者と連携するという機能が求められるのです。
頼れる介護福祉士は医療にも法律にも通じます。
連携をする以上、相手の事を知る必要があるのです。
情報を過不足なく正しく理解する能力も必要でしょう。
では医療従事者との医介連携やご家族、ケアマネとの連携、その先に何があるのでしょうか。
画像出典:mg1.wsimg.com
他職種連携その先に……施設をまとめる責任者に!
様々な専門職者、関係者と円滑にやり取りを行う。時には施設を飛び出して活躍する。その先には、施設全体での主任、施設長等の昇進のチャンスが存在するはずです!
施設長の更に上に、大規模な法人ではエリアマネージャーや幹部としての部長なども見えているのかもしれません。
介護にとどまらない知識の収集、そこにこそ介護福祉士のキャリアパスがあると言えるでしょう。
他職種から見ても、何を聞いても答えの返ってくる頼れるリーダーとしての介護福祉士こそが、介護福祉士に求められる機能なのです。
医療従事者から積極的に連携することで、経験を積んだ同僚は加速度的にその能力を高めてくれるのでは?
▶ 次ページへ:介護福祉士のキャリアパスのまとめ
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