ポリファーマシー対策、2通りの場合に分けて徹底解説!

 

 

ポリファーマシーは患者さんにとって良くないこと。

ではどうすればポリファーマシーを防ぐことができるでしょうか?

現場で働く薬剤師が徹底解説します!

まず自分や家族がポリファーマシーかどうかがわかっている場合とわからない場合に分けて考える必要がありますので2通りの説明をします

 

defence-pharmacy

画像出典:haas-avocats.com

 

パターン1:自分や家族がポリファーマシーと認識している場合

 

ポリファーマシーの対策(a) 医師に相談する

 

当たり前ですが薬を処方するのは医師です。

ご本人や家族の方が先生に薬を減らしたいことを直接伝えれば、薬を減らすことができるかもしれません

先生と患者さんの信頼関係ができていれば先生も怒ったりしないと思われます。

仮に薬が減らなかったとしても、今後の治療がより良いものになるかもしれません。

理想論ではありますが、ポリファーマシーを防ぐためには普段の診察の時から医師とコミュニケーションをとっておくと相談もしやすいでしょう

 

ポリファーマシーの対策(b) 医師以外の医療スタッフに相談する

 

「先生に相談するのは恐い、抵抗がある」という患者さんもたくさんいらっしゃいます。

むしろ大多数の患者さんは上記のように考えているのではないでしょうか。

実感ベースですが、現実的に医師にものを言う患者さんはまだまだ少数派です。

そういう場合はポリファーマシーについて医師以外に相談すると良いでしょう

 

では誰に相談すればよいのでしょうか?

看護師、薬剤師、ケアマネジャーなどなど…医療従事者に相談すればokです

その後医療スタッフから医師に連絡が行き、患者さんが不安や困っていることがわかれば医師も薬を減らすことを検討するでしょう。

 

▶ 次ページへ:ポリファーマシーかよくわからない場合はどうすればいい?

 

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