【在宅の看取りにおける訪問看護師の役割その3】スタッフ間の橋渡しを行いチームの連携を強化する
在宅医療の現場では各スタッフが常駐しているわけではなく、所属もそれぞれ異なる場合があります。
そのため各職種はチームの一員であることを意識しながら、看取りの方向性について共通認識をもつために定期的に確認を行っていく必要があります。
看護師は医師への報告だけではなく他職種への死生観教育を行ったり、また他職種からの相談を受ける役割も担っているのです。
特に訪問介護士は家族とともに日常的な介護に携わっていることが多く、また介護支援専門員(ケアマネージャー)も家族支援を継続的に行っている職種です。
看取りの段階の状態の変化について、今後の見通しについて、お互いにやり取りを十分に行うことで安心して援助が行えます。
また、他職種からは医師との橋渡しについても期待されているようです。
画像出典:blog.staffnurse.com
在宅の看取りにおける訪問看護師の役割 まとめ
在宅での看取りにおける訪問看護師の役割は対象となる方への看護だけではなく、家族への支援や、援助チームスタッフとの連携など広い視野が必要なようです。
対象となる方が在宅で最後の時間を過ごすために不可欠な仕事。それが訪問看護師なのです。
※訪問看護師にご興味がある方は、こちらの記事をご覧ください→訪問看護ステーション転職で失敗しないためには? 訪問看護特化の人材紹介会社に聞きました
参考文献①:訪問看護師の仕事内容と役割
参考文献②:在宅での看取りに関する手引き
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