足浴の目的と手順とは ~正しいやり方で気分をリフレッシュ!けどリフレッシュ以外にも良い効果が…~

 

頭寒足熱という言葉がありますが、足浴の効果には入眠目的があるといわれています。

頭寒足熱は頭部を冷やすことによって深部体温を低下させていきます。

そして末梢循環を促進させることによって、皮膚表面からの放熱を促す方法です。

今回は足浴の目的と手順についてみていきましょう。

 

【PR】
看護師さんで転職を考えている方は
こちらがオススメです♪

 

足浴、目的、手順

画像出典:edenjonesboro.com

 

足浴の目的

 

【足浴の目的1】血行の改善

 

入浴をはじめ足浴を行うことで血行を改善していくことができます。

人間の細胞は一定の温度になると活性化して効率よく働き出していきます。

39℃で約15分前後の足浴実施が、人間の細胞にとっては最も効率が良いともいわれています。

体温よりもやや高めのお湯が適温といえますね。

身体の中の不要な老廃物が排出され、豊富な栄養や酸素を含む血液が全身に流れ込み、身体の新陳代謝が増加して細胞が活性化されるのです。

 

【足浴の目的2】ナチュラルキラー細胞の活性化

 

足浴は入浴と同じくらい身体に良い効果をもたらすことが分かりました。

その中でも免疫力の指標であるリンパ球のナチュラルキラー細胞の働きが高くなることが実証されています。

ナチュラルキラー細胞が高くなると、傷ついたタンパク質などを修復してくれる作用も同時に働いてきます。

ちなみにナチュラルキラー細胞とは、笑いの効果でも広く実証されています。

 

「foot-bath hospital」の画像検索結果

画像出典:cobone.com

▶ 次ページへ:足浴の手順とは??

関連する記事


【梅田恵先生インタビュー第3回】「日本のナースは世界一」

イギリスに行き「緩和ケアの影」とでもいうべきものを見破ろうとしていた梅田先生。そんな先生は、どのような経験を経てどのように心境が変わったのでしょうか。そして、イギリスとの比較して、日本の看護は先生にどう映るのでしょうか。

看護師の人間関係を円滑に! 嫌だと思われない部下への指導フレーズ5選

看護師の仕事は妥協が許されず、後輩や新人に厳しく指導しなければならないこともしばしば。ただ、指導や注意をされる側は、良い気持ちではない上、叱る側も嫌だと思われたくないのは皆同じでしょう。ここでは、そんな後輩・新人(部下)への嫌だと思われないような注意フレーズ(指導法)を3パターンに分けて、5つご紹介します!

【梅田恵先生インタビュー第4回】「看護師は、自分の幸せも大事に」

梅田先生インタビューシリーズ最終回となる今回は、緩和ケアの現状や今後の緩和ケア、そして現役のナースの皆様へのメッセージをご紹介します。特に、日本の緩和ケア黎明期における梅田先生の体験談はインタビュワーであることを忘れてしまうほどで、最終回の今回も見所満載です!

【ホームホスピス神戸なごみの家(代表)松本京子さんインタビュー第1回】「暮らしの現場で看護の力を」

ホームホスピス神戸なごみの家と訪問看護ステーション、デイサービスなどを経営・管理される松本京子さんにインタビューに伺ってきました。第1回では、松本さんが現在何をしているのか、どういった経緯で現在に至ったのかという点についてご紹介致します。