【訪問看護転職体験談まとめ】世代別にまとめてみました!

【訪問看護転職体験談】40代、50代編

 

40代、50代で訪問看護に転職されたお二方には、訪問看護に転職して大変だったことを中心にお話を伺いました。

実際に訪問看護師を行っている人の多い年代の方が抱えている悩みを赤裸々に語って頂きました。

 

画像出典:afscmemd.org

 

40代で訪問看護師に転職して苦労した点

 

外に出るというだけで体力が消耗することを知る

 

訪問看護はご存知のとおり、患者さん宅へ訪問しケアをします。

つまり、病院やステーションから、患者さん宅まで何かの手段で訪問しなければならないということなのです

私の勤めていたステーションには軽自動車がありましたし、私自身も普通免許を持っていましたので、車で移動することは可能でしたが、患者さん宅の住居環境によっては、車では訪問できない所もあります。

そうなると、自転車やバイクで訪問することになるのです。

ステーションの近くばかりではなく、市内全域にわたり訪問していましたので、近い所で往復30分はかかっていました。

遠くなると1時間はかからなくても往復40~50分くらいはかかります。

自転車でなく、バイクや自動車を使っても、行ったり来たり移動するということはかなり体力し、大変でした。

ステーションに戻れば、記録などの仕事が残っているのですが、最初の頃は疲れてしまって、しばらく一休みをしないと頭が働かないくらいになっていました。

 

物忘れに振り回される大変さ

 

病院にいる時は、忘れ物をしても、すぐに取りに戻れます。

患者さんに負担をかけることもほとんどありませんが、訪問看護師として、患者さん宅へ訪問する際には、必要な物品を持参しなければなりません。

物品は前日から準備をしておくのですが、何かトラブルがあったり、臨時で持参しなければならないことも多々出てきます。

その時に、年のせいなのか、よく忘れることがありました。

出発する前に鞄を確認した際にデスクに置き忘れたりと、ほとほと物忘れには困りました。

そのうち、自分の鞄に少しずつ物が増えていき、かなり重い鞄を持つことになりましたが、忘れても困らない7つ道具を常に鞄にストックするようになりました。

 

50代で訪問看護師に転職して苦労した点

 

介護保険など苦手な関係法規を覚える必要性があった

 

訪問看護は医療保険だけでなく、介護保険を使って利用するサービスもあります。

ですから、介護保険についての知識も必要となります。

病棟勤務をしているときには、事務的なことは事務職の専門家に任せきりでした。

しかし、訪問看護(特に管理者)においては、契約書の作成から説明、そして契約の締結、さらには、利用料の請求及び集金に至るまで担当しなければなりません。

 

看護学生の頃から関係法規が苦手だった私は、転職する際に事務職が担当してくれることを確認すればよかったと後悔しました。

特に請求については毎回同じことをしているのですが、月に1回しかしないのでなかなか覚えられません

また、何かのミスで請求できなかった場合は他事業所から連絡があったりして、その手続きも複雑で毎月毎月、他事業所から電話がないかどうか不安な日々を今も送っています。

これらは、もちろん物覚えが悪い私にも一因があるのですが、慣れきった場所や業務をし続けてきた弊害でもあると思っています。

 

【訪問看護転職体験談】40代、50代編〜まとめ〜

 

40代、50代で訪問看護に転職されたお二方に、訪問看護に転職して大変だったことを中心にお話を伺いましたが、いかがでしたでしょうか?

体力や身体の衰えは転職に少し不利な部分があるのは事実です。

しかし、今まで病棟の看護師としての経験を活かすことは十分に可能です。

転職後も訪問看護独特のケアを学ぶ意欲患者さんに寄り添ったケアを行いたいという気持ちがあれば、十分に転職できます。

年齢で諦めず、ぜひチャレンジしてみてください。

 

詳しく知りたい方は以下のリンクがあるので、参考にしてみてくださいね♪

【体験談】訪問看護師に40歳で転職して大変だったこと~転職を考えている方はぜひお早めに~

【体験談】訪問看護師に50歳で転職して反省・後悔したこと

 

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