「訪問看護領域に興味関心はあるけど、何を使って情報を集めたらいいか分からない・・・」
こんな悩みはありませんか?
ただ、内容が充実している「雑誌」は世の中にたくさんあります!
そこで今回、ビーナースが上記のお悩みを少しでも解消すべく、「看護師さんが見ておく/知っておくべき雑誌(業界紙)」を10媒体まとめてみました。
是非、ご参考になさって下さい♪
画像出典:centives.net
本記事の目次
そもそも「雑誌」ってなんだろう?(余談)
では、それぞれの雑誌の特徴について概要をご紹介。。。
と、雑誌についてご紹介する前に、筆者はふと「『雑誌』ってなんだろう?」と思ってしまいました。
ですので、少しだけ余談としてご説明します。
デジタル大辞泉によれば、「雑誌」とは
1.雑多な事柄を記載した書物。
2.複数の筆者が書き、定期的に刊行される出版物。週刊・月刊・季刊などがある。マガジン。
だそうです。
ただ、これだと無機質な読み物な気がしてしまいます。。。
そこで、もう少しだけ調べてみたところ、しっくりくる表現があったので、以下ご紹介します。
日本大百科によれば、「雑誌」について次のように説明されています。
日本語の雑誌の起源はもともと「倉庫」を意味し、「知識の庫(くら)」の意のマガジンから洋学者の柳河春三(やながわしゅんさん)が雑誌とよぶようになったようである。
このように、雑誌は「知識の”倉庫”」というわけです!
「なるほど」と思ったのは筆者だけでしょうか?笑
というわけで、余談は終わりにして、以下いくつかの「知識の倉庫」の概要をピックアップしてご紹介します。
訪問看護領域に詳しい雑誌10選(概要)
1.『訪問看護と介護』(医学書院)
「在宅」の時代に現場の視点を重視した情報を精選して紹介する「専門職による専門職のための専門誌」で、
訪問看護や介護に携わるすべての方に向けて情報発信しています。
読者の過半数は訪問看護師さんで、まさしく「専門誌」と言えるでしょう。
<基本情報>
・創刊:1996 年
・発行形態:月刊(前月25 日発行)
・発行部数:10,000 部
・本体価格:1,400 円(税別)
・読者層:訪問看護師(訪問看護ステーション)、介護職・介護支援専門員、病院・クリニック、
看護教員・研究者、その他(在宅・地域ケアに関わる多職種)
2.『がん看護』(南江堂)
施設内看護から訪問・在宅・地域看護まで、看護の場と領域に特有な問題をとりあげ、検討・解説する雑誌です。
バックナンバーのタイトルは順に、「がん患者の意思決定支援」、「病院と地域とのがん看護連携」となっており、
分野横断的なテーマが取り上げられているかと思いますので、様々な方にお読み頂ける雑誌です。
<基本情報>
・発行形態:隔月刊(奇数月の20日に発売)
・発行部数:10,000 部
・本体価格:1,600 円(税別)
3.『日経ヘルスケア』(日経BP社)
病院・診療所・老人保健施設・老人ホームなどのヘルスケア施設の経営・管理層向けの経営情報誌です。
これからの時代に的確に対応していくための経営戦略・経営ノウハウを提供されている本雑誌は充実の内容で、定期購読者の方も多いようです。
<基本情報>
・創刊:1989 年
・発行形態:毎月10日発行(年12冊)
・発行部数:18,150 部
・本体価格:2,500 円(税別)
4.『Care Life Today』(日本医療企画)
「ともに生きる、支える」をコンセプトに、さまざまな立場から介護に関する課題について問題を提起したり、
解決法を提示するなど「介護ライフスタイル」が見い出せる情報を提供されています。
医療機関発信型の健康情報誌『Health Today(ヘルストゥデイ)』をリニューアルし、2015年1月に創刊されました。
配偶者の介護や自身の将来の介護などに不安を抱えている 40 歳代以降の女性とし、介護への不安を解消する月刊誌を目指しています。
<基本情報>
・創刊:1986 年(2014年12月リニューアル)
・発行形態:毎月24日発行(年12冊)
・発行部数:200,000部
・本体価格:216 円(税込)
・定期購読料(1年):3,072円(税込)
・定期購読料(2年):5,184円(税込)
画像出典:jmp.co.jp
5.『福祉介護テクノプラス』(日本工業出版)
福祉介護に携わる全ての方々のための専門月刊誌。
福祉用具専門相談員、ケアマネージャー、ソーシャルワーカー、理学療法士、作業療法士、看護師、准看護師、保健師、助産師、言語聴覚士ユーザー等々に向けた技術系の雑誌です。
こちらは、たとえば聴覚障害や褥瘡などを緩和するための機器や方法を探している看護師、訪問看護師の方に特にオススメです。
<基本情報>
・発行形態:月刊
・本体価格:1,500 円(税込)/年間購読料は17,000円
画像出典:nikko-pb.co.jp