看護師が精神科で働くことで得られる学び② 〜家族の絆を学ぶ〜
精神科に長く入院している方は家族や身寄りがなく、入院先が自身の住所となっている場合があります。
何かあった場合の連絡先や保護者は、居住地の市町村長となってきます。
家族が一人もおらず、たった一人精神科病院で一生を終える人たちが現実にいるのです。
精神科は社会的入院も非常に多く、これからはこのような人たちが恐らく増加していくものと思われます。
精神科に勤務する医療従事者の中には、スタッフの立場でありながら、家族の立場である人たちが少なからずいます。
だからこそ、家族の絆を改めて学んだような気がいたします。
画像出典:1.bp.blogspot.com
【体験談】看護師が精神科で得られる学びとは? まとめ
精神科では薬物療法が主体となってきます。
しかし、精神疾患は薬物療法だけではダメなのですね。
私が考える精神疾患の第一特効薬は、家族の絆だとそう思います。
家族の支えなくして精神科の治療はスムーズに運びません。
残念ながら、精神科領域において疾患が完治することはありません。
寛解という言葉が使われるくらい、精神科はまだまだ解明されていないのです。
だからこそ、寛解に近づくためにも、温かい家族の絆が何より大切なのだと私は考えます。
こころの健康は目に見えないからこそ、普段から大切にしていきたいものですね。
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