看護部長に求められるスキル：時間管理と優先順位の明確化
前項で確認したとおり、看護部長の仕事は終わりのない仕事です。
こそ大切なのは、時間管理と優先順位の明確化です。
以下、それぞれについて解説します。
看護部長は並行する仕事をこなすための時間管理が重要
看護部長はその時の看護部や病院の状態に応じて対応を決断しなければならない事も多いです。
看護部における最終決定は看護部長に委ねられるため、様々な案件に常に追われている状態にもなってしまいます。
簡単に判断できる、決断できるものであれば良いのですが、そう簡単にはいかないのが現実です。
判断に迷い、考えながらも通常の看護部長の業務は遂行していかなければなりません。
また看護部の業務だけでなく、病院の幹部としての会議や業務にも参加しなければなりません。
そうなってしまうと、時間はいくらあっても足らないと感じてしまうこともあります。
画像出典：parentsatwork.com.au
看護部長の請け負う業務の優先順位を明確にすることが重要
看護部長は看護部における最終決定を行う場所になります。
そのため判断が遅れてしまうと、現場で働く看護師に迷惑をかけてしまうことにもつながります。
そして最終的に患者さんに迷惑をかけてしまう可能性もあるのです。
患者さんに迷惑がかかってしまうことは絶対にあってはいけません。
そのため患者さんに関わることは優先順位が高くなります。
相対的に、判断の時間として余裕がある場合には優先順位は低くなります。
また判断するに際して、リサーチや調整が必要となると思う場合には再度担当者にその旨を伝える必要があります。
優先順位を明確をすることで自ずと時間管理とのバランスが取れるようになります。
終わりのない看護部長の仕事だからこそ、この時間管理と優先順位を明確にすることができなければ、その勤務時間も永遠と続いてしまうのです。
また1日のスケジュールをきちんと決めて、業務終了という項目もスケジュールに含めておくことも大切です。
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