「何でも屋」とも呼ばれる作業療法士(OT)が在宅で果たすべき役割とは?

・作業療法士の業務内容③ 便利な道具や工夫を考える

 

日々の生活は現在の機能で頑張るだけではなく、便利な道具を使う事も大切です。

あと少しということを助けてくれる道具があるだけで、生活はぐんと楽になるものです。

滑らない食器や、ペットボトルが簡単に開けられる道具などは良く見かけますよね。

作業療法士は個々に合わせた便利な道具を工夫し、本人や家族のストレスが軽減できるようにしていきます。

 

画像出典:atlantishomecare.com

 

◯作業療法士(OT)と連携しよう

 

作業療法士(OT)は、生活の中で役立つ道具の情報を持っているだけではなく、時には作成してしまうこともあります。

また、作業療法士との時間を過ごす中で、心理的な不安感やストレスを漏らすこともあるようです。

患者さんは退院すると入院時には思いもよらなかった困り感が現れることもあります。

様々な困り感について、担当がそれぞれ考えるだけではなく、他職種で情報を共有することで患者さんや家族が、少しでも自分たちらしい生活を送るためのヒントが見つかるのではないでしょうか。

 

画像出典:nems.ae

 

◯作業療法士(OT)の在宅での役割 まとめ

 

作業療法士(OT)は「何でも屋」と呼ばれるくらい幅広い事柄を対象としています。

その業務は患者さんの日常に関わる作業的なものから趣味などのものまでと、患者さんのQOLの向上に貢献していきます。

患者さんのケアというものは病院内だけでするものではありません。

病気が治ればそれでいいと済ますのではなく、患者さんの不安を取り除いてあげたりと、寄り添っていくことが重要なのです。

作業療法士と連携することを意識し、より患者さんに密接した環境作りをしていきましょう!

 

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