オーラル・フレイルの判定基準5選
ではオーラル・フレイルの判定基準とは、いったいどのようなことを示しているのでしょうか?
実のところ、オーラル・フレイルの概念がまだ新しいこともあり、その判定基準については未だ十分に確立されておりません。
さまざまな研究知見をもとに、高齢者の口腔機能と食生活の視点から、以下の項目が現在の判定基準となっているようです。
オーラルフレイルの判定基準その1:滑舌低下
滑舌の低下は話し方や身体の使い方、そして心理的な問題も絡んできます。
オーラル・フレイルで注意していきたいところは、全身状態の筋力低下や呼吸の仕方です。
直接滑舌に関係がなくても、活舌低下を引き起こしていることもあります。
オーラル・フレイルの判定基準その2:食べこぼし
高齢者を食事介助する際、食べこぼしはよくあることです。
とくに脳梗塞などで麻痺が出現していると、食べこぼしはよくみられます。
しかし、よくあることでも軽視せず、そこから早期発見できる対応が必要になってきます。
口の周りの筋肉を鍛えたり、欠損した歯の補填や義歯の調整などで、食べこぼしを減らすことができます。
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