オーラル・フレイルの予防法とは??口内の健康管理が健康寿命をのばすカギとなる?!

オーラル・フレイル5つの予防法とは??

 

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画像出典:safariandmd.com

 

オーラル・フレイルの予防法その1:コミュニケーションの活性化

 

これはコミュニケーションをすることによって脳を鍛えることで、認知症を防ぐ効果もあります。

 

オーラル・フレイルの予防法その2:バランスの良い食事

 

栄養のバランスを考えて、しっかり咬むことで咀嚼力と嚥下力を鍛えます。

 

オーラル・フレイルの予防法その3:歯と口の定期的な管理

 

歯科の視点からは、虫歯や歯周病などを早期に発見して、定期的に歯科受診をしていくことが大切となってきます。

 

オーラル・フレイルの予防法その4:適度な運動

 

オーラル・フレイルはサルコペニアとの関連性が強く指摘されています。

※サルコペニアとは、加齢による筋肉量の減少に加えて、握力や歩く速度が低下してくるなど、身体機能に影響がみられる状態

参照:健康長寿ネット「サルコペニアとは」

 

オーラル・フレイルの予防法その5:「あいうべ体操」をしてみよう

 

「あいうべ体操」という運動は、口腔の問題だけに限らず、アレルギー性疾患や便秘対策、顔のむくみ解消などに効果があるといわれています。

高齢者だけではなく、幅広い年齢層に活用することができます。

最近はアンチエイジングの視点から、小顔効果を目的に実践することができ、女性の間で密かなブームになっています。

参照:みらいクリニック「あいうべ体操で口呼吸を鼻呼吸に改善」

 

あいうべ体操のやり方

 

  1. 1:口を大きく開けて「あ~」「い~」「う~」「べ~」と動かしていきます。
  2. 2:口腔の運動なので、できるだけ大胆にそして大げさにした方が、高い効果があるといわれています。
  3. 3:声は小さい方がやりやすいと思います。
  4. 4:基本は1日最低30セット(「あいうべ」が1セット)になります。

※顎が痛む場合は「い~」と「う~」だけでも良いとされています。

 

あいうべ体操は、上記で説明したオーラル・フレイル4つの予防にも大きく関連しています。

誰でも簡単に実践することができますので、毎日の習慣にぜひ取れ入れていきましょう。

 

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オーラル・フレイルの予防法 まとめ

 

今回の記事では、オーラル・フレイルとはどんなものから始め、オーラル・フレイルの予防法について紹介してきました。

簡単にできるオーラル・フレイルの予防法5つをおさらいしましょう!

 

  1. 1.コミュニケーションの活性化
  2. 2.バランスの良い食事
  3. 3.歯と口の定期的な管理
  4. 4.適度な運動
  5. 5.「あいうべ体操」を行う

 

どうしても口内の健康というと、身体面の健康管理の上ではおざなりになってしまいがちです。

しかし、毎日の食事に深く関わる口内の健康管理を行うことはご自身の健康寿命を伸ばすことに直結するほどに大切なことなのです。

まずは、この事実を知ったうえで、今日からでも簡単に始められる「あいうべ体操」などのオーラル・フレイルの予防法を取り組んでみてみましょう!

 

参考出典:
「NHKきょうの健康 全身の老化を防ぐカギ!『筋肉』『骨』『歯』『認知症』の最新対策」 2016年10月14日 出版社:株式会社主婦と生活社

 

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