看護計画におけるOTEとは〜看護計画の理解を深める3つのポイントです〜


 

看護計画の立案で用いられるOTEですが、OTEの各項目の意味をすぐに答えられますか?

OTEを使って整理することで、目標に即した計画が組み立てられやすくなりますが、OTEを使いこなすには考え方のコツが必要です。

今回はOTEとはどのようなもので、書き方ポイントは何かをご紹介させていただきます。

 

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OTE、看護計画

画像出典:ameritech.edu

 

OTEとは

 

看護過程には①アセスメント②看護診断③看護計画④看護介入➄看護評価の5段階があります。

 

OTEは、③看護計画において、具体的な看護ケア内容を考えるときに用いられる3本の柱になります。

それぞれの項目について説明していきましょう。

 

O(O-P)とは

 

Observation Planの略で、観察項目という意味です。

問題点に対して客観的に捉えるための視点を書きます。

看護計画の中では必須の項目です。

 

T(T-P)とは

 

Treatment Planの略で、ケア項目という意味です。

看護師が実際にどのようなことを行うのかを書きます。

 

E(E-P)とは

 

Education Planの略で、教育および指導項目という意味です。

これは、患者さんや家族に対して理解を促し習得してもらう事項について書きます。

 

何もないところから考えていくよりも、こういったカテゴリがあることでより目標に対して明確に考えやすくなります。
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