乳がんのセルフチェック方法

 

様々ながんの中でも、乳がん自分で気付くことができる病気です。

セルフチェックは乳がんの早期発見には欠かせず、手術切除による治癒・乳房の温存につながります。

毎日行う必要はないので、月に一回は自身の状態を確認してみてください。

また、生理中は乳房が張ったり、痛みが生じたりするので、生理が終わった後のほうが良いでしょう。

 

乳がんのセルフチェック方法

画像出典:drkhoury.com

 

乳がんの怖さ

 

セルフチェック方法をご紹介する前に、乳がんのどういった点に怖さがあるのかをご説明します。

 

乳がん細胞はタンポポの綿毛のように広がりやすい

 

乳がんは比較的進行は遅いですが、乳房の近くにはわきの下のリンパ管があるため、リンパにのって他の臓器に転移しやすいという特徴があります。

他の臓器に転移すると手術が不可能となることや多臓器障害などの危険性があります。

 

乳がんが表面に出てくるとは限らない

 

乳がんに限らず腫瘍は放っておくと大きくなります。多くは皮膚表面に出てきますが、ごくまれに体の内側に向かって腫瘍が大きくなることもあります。

そうなると気がつかないうちに腫瘍が巨大化し、多臓器へ転移する危険があります。

 

画像出典:shabiba.com

 

乳がんによる身体的特徴

 

典型的な特徴はしこりです。

しかし、しこりがあるからといって、乳がんと決め付けるには早計です。

しこりには悪性である乳がん以外に、良性の症状があります。

 

・腺維腺腫 ― 良性、弾力があり、触るとコロコロと良く動く。

・乳腺症 ― 良性、弾力があり、線維腺腫よりは固い傾向、触ると良く動く。

・乳がん ― 悪性、ごろっとした固さがあり、触っても動きが悪い。

 

良性の場合は様子見でも大丈夫ですが、まれに乳がんへ変異することもあります。

しこりを見つけた場合は、まず医師の診察を受けることが肝心です。
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