【初対面の人との会話のコツ】その②.自分から相手に好意を持つ
対人コミュニケーションにおいて有名な、「ザイアンスの法則」というものがあります。
この法則を意識して行動すれば、人間関係をつくりなおすことが可能です。
ザイアンスの法則その1:「自分から相手に好意を持つこと」
「自分から相手に好意を持つ」ことです。
好きにさせるには、まず自分から好きになるということ。
こういった積極的な姿勢が相手に伝われば、必ず思いは返ってくるものです。
ザイアンスの法則その2:「自己開示」
初対面の最初の数分で相手に心を開いてもらうには「自己開示」が必要。
会話の中で段階的に自分のことを明らかにしていき「自分ってこんな人なんです」と知ってもらいましょう。
ただ相手との感覚に差が生じると拒否感を抱いてしまいます。
最初は相手の反応を確認しながら、出身地や年齢、自覚しているキャラクター、育児について、仕事上の軽いミスなど程度のレベルに留めておきましょう。
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【初対面の人との会話のコツ】その③.会話がはずむ「共通点」の見つけ方
業界や商材、地域や会社規模、年齢や性別はまったくバラバラだとしても、いわゆる「トップ営業」といわれる人に共通するポイントは「共通点を見つけるのがうまい」ということ。
見つけ方は意外と簡単です。まずは目に見えてわかることをネタにしましょう。
例えば、
- ・「いいメガネですね。私もそんなメガネを探していて・・・。どこで買われたんですか?」
- ・「お互いネクタイを締めなきゃいけないから、こういう暑い日は大変ですよね」
など、本当にシンプルな共通点を突くとその後の会話がスムーズにいきます。
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【初対面の人との会話のコツ】その④.1分間の「自分プレゼン」を用意する
「自己紹介」が苦手という人は多いです。
ついダラダラ長くなってしまったり、話しているうちに何を言っているのか自分でもわからなくなってしまったり。
これは、下手というわけではく、単純に「慣れ」の問題。
トップ営業マンは、30秒~1分程度の簡潔な自己紹介がすぐにできるよう、普段から準備しているそうです。
短時間で要点をまとめてPRするので、「エレベータートーク」とも言われています。内容は以下の通りです。
- ・基本事項(名前、会社名・学校名、業種・職種、現在の仕事・アルバイトなど)
- ・あなた独自の強み
- ・あなた自身の目標や夢について
- ・あなたの強みによって、相手に提供できる・貢献できるメリット
- ・だからこんな情報や引き合いがほしい
この要素を盛り込み、1分間程度で話せる自己紹介文を用意しておけば、交流会や営業といった初対面で話す場面でもキャッチ―な情報提供ができます。
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