フレンチなどとは少しイメージが違い、ピザやパスタなど比較的軽食でカジュアルなスタイルで親しまれているイタリアン。
そんなイタリアンを堪能するべく最低限のスマートな大人のマナーを身につけておきたいものです。
特に女性に人気のメニューであるため、女性同士の女子会や彼氏とのデートなどでもきちんと対応できるようにしておきましょう!
それでは、イタリアンの基本的なマナー5つご紹介いたします。
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1. イタリアンの基本「パスタ」の食べ方
パスタを食べる際に使うフォークは、慣れていないと扱いが難しいですが、最近では洋食文化が日本でも親しまれているため、扱いが上手な若者も増えていると思います。
うまくフォークにパスタを巻き付けるコツは、お皿の向う側に少しパスタを寄せて手前に巻き取る用のスペースを作り、数本(気持ち少な目でよい)をフォークに引っかけて、クルクルと巻き取ります。
この時、パスタソースが飛ばないようにゆっくりと巻き取るようにすることと、少しお皿に対して斜めにフォークを傾けるなどして巻き取りやすいように工夫することが大切です。
スープマスタの場合はスプーンが付きますが、フォークかスプーンかどちらかを右手に持つようにしましょう。
両手に同時に持つのはスマートではありません。
ボンゴレなどの貝類の殻があるソースの場合は、左手で貝殻を持つのは問題ありません。
貝殻を持ち、右手のフォークで身をとるようにして食べると良いでしょう。
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2. みんな大好き「ピザ」の食べ方
大人から子供まで大好きなピザはどのように食べるのがマナーなのでしょうか?
実は、イタリアではピザを手で食べることはありません。
基本的にはフォークを使ってチーズや具をうまく乗せて食べるようにします。
大皿のピザを1カットずつ自分の取り皿に盛り付け、一口分に切り分けて食べるのが上品な食べ方です。
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3. 「リゾット」「ラザニア」などはスプーンが正しい?
ついついスプーンで食べたくなってしまうのが「リゾット」や「ラザニア」ですよね。
しかし、イタリアではフォークで食べるのが正しいマナーです。
ナイフで一口大に切り分けて、フォークですくって食べるのが理想的です。
スプーンについてはあくまでもスープやデザートなどに使うというのがイタリアの食文化です。
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4. 「パン」の食べ方
パンは一口大に手でちぎり、一回ずつパターをつけて食べるのがマナーです。
バターをパン全体に一気につけるとか、ちぎらずにそのままかぶりつくのはみっともない行為なので注意しましょう。
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5. 「スープ」の飲み方
フレンチとは異なり、イタリアンではスープを飲む際のスプーンは、手前から奥にスープをすくいます。
当然直接スープ皿に口をつけたり、お皿を持ち上げたりしてはいけません。
マナー違反となりますので注意してください。
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終わりに
イタリア料理は、同じヨーロッパであっても、フランス料理などと違った別のお作法があります。
特にイタリアンを味わう場面は、かしこまった席ではないことが多く少しカジュアルなイメージがあるものの、オシャレなデートや大人の会食、女性同士の女子会など、きちんと振る舞う必要があるシーンが多いと思いますので、最低限のマナーを身につけましょう♪
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