訪問看護師の他職種との連携方法5例 ~多職種が関わる在宅医療の生命線~

 

介護保険が導入されてから、訪問看護は介護職との連携が必要となってきています。

サービスが導入される前にはサービス担当者会議が開催され、その後サービスが開始された後は連絡ノートを作成し連携を取っています。

では具体的には、訪問看護師は他職種とどのような連携を取っているのでしょうか?

具体的なケースごとに見ていきましょう。

※訪問看護師の仕事内容が気になった方はこちらへ!→在宅の看取りにおける訪問看護師の役割。その3つの柱とは?

 

訪問看護師、他職種、連携

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【訪問看護師の他職種との連携ケース1】独居や家族不在時の方の場合

 

訪問介護と訪問看護、訪問入浴など訪問系のサービス事業者と家族との連携

 

独居の方や家族が日中不在の場合には行ったケアの内容や状態について、家族やサービス事業者間で連携ができるようにノートを作成しています。

医療面でのケアが必要な場合は訪問看護師が中心となり、注意をしてほしいところ、観察して記録してほしい点などの助言をします。

また、患者さんの状態に変化があった時は、訪問看護師にまず連絡を入れてもらうことが大切です。

急な連絡が必要な場合には、ケアマネジャーに連絡し、各サービス事業所へ連絡をしてもらいます。

 

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【訪問看護師の他職種との連携ケース2】医療面が重要視される患者さんの場合

 

ケアマネジャーと連携し、現状把握とサービス計画に活かす

 

病状的に重症度が高い患者さんの場合は、訪問入浴や訪問リハビリの際に状態が悪化する可能性がある場合があります。

その際には、患者さんの状態を見ながら、各サービスに同行することもあります。

訪問入浴サービスでは必ず看護師さんがおられますが、毎回同じ看護師さんが来られるとは限りません。

やはり普段から患者さんの状態を看ている訪問看護師が同行する方が患者さん自身も安心でしょう。

その際には訪問看護師はケアマネジャーとも連携をとりながら、現状の把握をしてもらいサービス計画に活かしてもらうようにしています。

 

▶ 次ページへ:訪問看護師の他職種との連携ケース3 家族・患者さんに対しては??

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