多くの高齢者は在宅生活で障害が生じて入院し、治療などを経由し在宅復帰する場合が多いかと思います。
在宅生活への環境が整えば在宅に戻ることになりますが、適切なリハビリサービスを導入することで再入院リスクを最小限に抑えることも必要な視点となります。
ここでは在宅サービスの中でも、訪問リハビリと通所リハビリの役割をそれぞれ確認していこうと思います。
画像出典:wellcommons.com
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訪問リハビリのメリット
ご自宅に伺いリハビリを実施することができるため、外出することが負担に思われる方は良く利用されています。
リハビリ内容も日常生活に根差した対応ができるため、問題点に対して直接アプローチが可能です。
利用者も実生活での動作や自主トレーニング指導を受けられるため、動機付けにつながりやすいという側面もあります。
- ・「これができれば自宅トイレで排泄できます」
- ・「あそこのスーパーまで買い物に行きましょう」
などということを明確に伝えることができます。
また、利用者にとって必要な住環境を一緒に考えることも可能です。
今ある住環境を高齢者の方はそれなりに利用して生活していたと思いますし、整ったことでかえってからだを動かさなくなってしまいます。
一概にバリアフリーが良い!とは言えないという事です。
安全面と活動量の兼ね合いを、環境をみながら相談できることも魅力の一つだと思います。
参考記事:nakatsukaclinic.com
訪問リハビリスのデメリット
介護保険の場合、訪問回数が基本的に週2時間までという制約があります。
集中的なリハビリをしたいと希望される方は、他のサービスと組み合わせながら補う必要があります。
また、自宅を見られたくないなどの場合は利用が難しいと思われます。
▶ 次ページへ:通所リハビリステーション(デイケア)のメリット・デメリットとは??
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