双極性障害の治療法とは?
双極性障害の治療は薬物療法と精神療法が中心になります。
その他にも、重度のうつ状態に有効な電気けいれん療法もあります。
1 .薬物療法
●人によって効果の出る薬が違うため、様々な選択肢がある
●主に、気分安定薬と抗精神病薬(非定型抗精神病薬)が使われる
●気分安定薬は症状の改善だけでなく、再発防止にも有効
●主に、躁状態の治療に非定型抗精神病薬が使われる
2 .精神療法
●病気に対しての知識を深めながら、再発しやすい性質を理解し、リスクを減らす生活を考えていく
●うつや躁になる時に陥っている誤ったパターンを知り、コントロール法を覚えていく
3 .通電療法(電気けいれん療法)
●重症のうつ、薬物療法の効かないうつ状態に有効
●うつ症状の治療の中では最も有効性が高く、即効性がある
●現在は、無けいれん通電法なので全身のけいれん発作が出ることはない
●実施できる病院が限られている
双極性障害の予防法は?
双極性障害はストレスや生活リズムの乱れが大きなきっかけとなって発症します。
まずは、食事や睡眠といった生活リズムを整えることが大事です。
運動は脳を活性化させ、セロトニンの分泌を増やすため是非取り入れるといいです。
(なかでも、有酸素運動がオススメです。)
自分なりのストレス対処法・発散法を見つけ、ストレス耐性を上げておくことも重要です。
画像出典:crunchfitness.ie
双極性障害とは〜まとめ〜
双極性障害は、診断や治療がとても難しい病気です。
症状を見過ごして重症化することの無いよう、疾患についてしっかり理解をしておくことが大切ですね。
夜勤があったりして生活リズムが一定でなかったり、職場でのストレスも多い方は気を付けてみてください。
ストレスは溜めないこと!疲れたら休むこと!!
これ、とても重要です。
引用・参考文献
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