訪問看護師に転職後の体験談
訪問看護を選んだ理由とは
結婚を機に上京し、夜勤などはやらずに規則的な仕事をしたいと思い、訪問看護の道を選びました。
ステーションによりますが、訪問看護は時間の融通がきいたり、直行直帰で仕事ができるのでスタッフ同士の人間関係を気にしなくてよかったり、土曜・日曜・祝日はお休みだったりと、メリットがたくさんありました。
正直、経験が少ないことや知らない土地で訪問看護をすることに不安はありましたが、はじめてみると嬉しいことがありました。
訪問看護の魅力とは
在宅で生活する高齢者にとって、ケアマネージャーさんは患者様のニーズを満たすために必要なサービスを考えて提案してくださるというとても大切な役割を担っています。
しかし、ケアマネージャーの仕事内容は患者様に理解してもらいづらいこともあり、看護師時代は介入が難しいケースもいくつかありました。
しかし、訪問看護では、
- ・「血圧測りにいきますよ。」
- ・「お風呂のお手伝いをしますよ。」
- ・「お薬の整理のお手伝いをしますよ。」
など、患者様の健康管理に直接かかわる訪問内容の提示をきっかけに介入するため、比較的受け入れられやすいです。
他のサービスの介入ができず、ケアマネージャーさんがくることですら嫌な顔をするという家族にすんなりサービスを受け入れていただけたときにはとてもうれしかったです。
訪問看護師としてのyukimamaさんの体験談
私が看てきた一番素敵な最期を迎えたある男性は、亡くなる日の朝に仲良しだった奥様にキスをし、献身的に介護してくださった娘さんに「ありがとう」と伝え、お昼頃に眠るように息を引き取りました。
最期の兆候をご家族にお伝えしてあったので、家族でお看取りし、往診医が診察したあとにお宅に向かい、家族とともにエンゼルケアを行いました。
近所に住む息子様の家族とともに、皆さんでお身体を綺麗にし、お支度をしながら、朝からの様子を聴き、『とても素敵な最期を迎えられたのだなぁ』と感動しました。
看護師から訪問看護師へ転職して感じた違いとは〜まとめ〜
訪問看護は自分の判断が大切なので、知識や経験不足を感じることもありますが、うれしいこともたくさんあります。
【体験談】訪問看護師であることに喜びを感じた瞬間 という記事もあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
近年、高齢化に伴い、厚生労働省は訪問看護の充実化を図っている一方、訪問看護師が少なかったり、訪問看護ステーションが出来てから数年で閉鎖してしまうところもあるという現状があります。
この記事を読んで、少しでも訪問看護に興味を持っていただけるきっかけになければと思います。
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☆関連お役立ち情報☆ |
・【体験談】訪問看護師になろうと思ったきっかけ ~病棟勤務に感じた「むなしさ」~ |
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