グリーフケアの具体的方法3選 ～葬儀やお偲び会だけに頼っていませんか？～

グリーフケアの具体的な方法その３.専門機関を利用する

 

相談窓口の専門家を利用する

 

哀しみが深く、グリーフワーク期間が長期化かつ慢性化している場合には、さらなる専門家の利用をすることも考えましょう。

最近は地域でも、相談員が対応してくれる相談窓口が設定されている場合もあります。

広報や県市町村などのホームページを検索してみるのも良いでしょう。

NPOなどで、相談窓口を設けている場合もあります。

 

※県市町村の例：たとえば、世田谷区では対面個別相談を実施しているそうです。詳しくはこちら

※NPOの例：たとえば、NPO法人 こどもグリーフサポートふくおかでは大切な人を亡くした子どもたちの支援を行っています。詳しくはこちら

 

画像出典：alivehospice.org

 

遺族当事者の会（自助グループ）に参加する

 

また、親しい人との死別を経験した当事者同士がネットワークを作り、互いに支え合う自助グループもあります。

たとえば、ガンで家族を亡くした方、交通事故で家族を亡くした方など、同じ境遇の人同士で支え合う会があります。

同じ境遇の人と話すことで、気持ちの整理がしやすく楽になると言われています。

 

グリーフケアの具体的な方法 〜まとめ〜

 

グリーフケアについては、焦らずに哀しみを色んな方法で表現していくことが大切です。

グリーフケアの考え方は、ご遺族のためだけではなく、死に向き合うこともある看護師自身にも活かせるかもしれません。

 

訪問看護が注目される今、グリーフケアが一層大切になってきます。

グリーフケアについてのおすすめの本などもご紹介させて頂いているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

☆関連お役立ち情報☆

・グリーフケアで注意すべきポイント3つ ～たとえば、「気を落とさずに」と声をかけていませんか？～ ・「グリーフケア」とは？～看護師なら完璧に知っておきたい看護知識～ ・グリーフケアに関するオススメ本５選 ～忙殺で摩耗する自分の心を洗濯したい方へ～

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