高度急性期病院における看護師の働き方
高度急性期病院の特徴について、念のため以下に簡単にまとめておきます。
(看護師の皆さまには釈迦に説法かもしれませんが。。。)
※参考記事:急性期病院と慢性期病院の違いって何?
患者さんの特徴
- ・急な病気や怪我、 持病の急性増悪などで重症で 緊急に治療が必要な状態である
- ・年齢層は幅広い(高齢者だけではない)
- ・入院期間が短い(2週間程度)
看護師の仕事の特徴
- ・ルーチンワーク以外の突発的な仕事が多い
- ・急変や緊急入院がなくても、重症な患者さんが多く、 処置や点滴、人工呼吸器などの医療機器の管理など 看護師がやらなくてはいけないことがたくさんある
- ・残業が多い
- ・高度で専門的な医療を行っていて、 処置や医療機器の管理なども多いので、 看護知識や看護技術をしっかり身に付けられる
- ・患者さんの入れ替わりが激しいため、患者さん一人ひとりとじっくり向き合うという側面は弱い
高度急性期とは まとめ
以上、高度急性期(病院)についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
おそらく、高度急性期病院は、これまでの急性期病院に比して、より高度医療に特化することになるかと思います。
「まずは自分の医療知識を高めたい」という看護師さんにはピッタリの職場になるのではないでしょうか。
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