スタッフとして働く看護師の皆さんは、職場の管理職、主任さん・副師長さん・師長さんを見ていて「大変そう、私なら絶対管理職になりたくない」と思うでしょうか。
それとも「座ってばっかりで良いなあ、日曜日も休みだし羨ましい」と思うでしょうか。
人それぞれだと思います。
一概に管理職と言っても、スタッフの一員として働きながら管理業務をこなす現場主任から、管理業務のみに特化した師長業務まで、病院やクリニックの規模や考え方によって様々です。
長年看護師を続けていると、管理職になるかどうかの打診や、自己選択は避けて通れないと言えます。
今回は、看護師が管理職になるメリットについて考えていきましょう。
画像出典:jobs.net
【看護師が管理職になるメリットその1】夜勤業務が無くなる、または極端に減る
師長になると、現場の夜勤をすることはほとんどなくなります。
病院によっては、師長が持ち回りで管理当直といって、病院全体の夜間管理業務を行う事はありますが回数は少ないと思います。
体力的に夜勤が苦手な方にとっては、規則正しい日勤だけの業務は適していると言えます。
【看護師が管理職になるメリットその2】基本土日、祝日が休みになり正月休みも長くとれる
管理職になると夜勤が無い、または極端に少なくなると同時に、暦通りの勤務となるため、お盆・ゴールデンウィーク・お正月に連続した休みを取りやすくなります。
ただし、管轄する組織の緊急事態には対応しなければならないため、常に連絡がつくようにしておく必要があることと、休み明けの忙しさは想像を絶するものがあることを覚悟しておかなければなりません。
画像出典:nydailynews.com
関連する記事
看護師管理職たる師長の業務内容、5つにまとめてご紹介!
現場の看護師が管理職業務に一定の理解を示すことは重要です。そこで今回、師長の業務内容について紹介します!
【体験談】看護師で管理職になってからの負の変化5つをまとめてみました!
管理職なりたて時に感じた、看護師が管理職になってからの負の変化を5つ、ありのままにご紹介していきます!
看護師で管理職になるための方法とは?必要な資格、手続、昇格ルート、スキルなど徹底解説!
同じ経験、同じ看護スキルを持っていても管理者としての声がかかる看護師、かからない看護師がいますが、一体その違いはどこにあるのでしょうか?また、看護管理職に就くための方法とはどのようなものでしょうか?
看護師の人間関係を円滑に! 嫌だと思われない部下への指導フレーズ5選
看護師の仕事は妥協が許されず、後輩や新人に厳しく指導しなければならないこともしばしば。ただ、指導や注意をされる側は、良い気持ちではない上、叱る側も嫌だと思われたくないのは皆同じでしょう。ここでは、そんな後輩・新人(部下)への嫌だと思われないような注意フレーズ(指導法)を3パターンに分けて、5つご紹介します!
【梅田恵先生インタビュー第3回】「日本のナースは世界一」
イギリスに行き「緩和ケアの影」とでもいうべきものを見破ろうとしていた梅田先生。そんな先生は、どのような経験を経てどのように心境が変わったのでしょうか。そして、イギリスとの比較して、日本の看護は先生にどう映るのでしょうか。