訪問看護リハビリと訪問リハビリの指示書に関する制度上の違い
在宅でリハビリを実施するためには、医師からの指示書が必要です。
訪問看護リハビリの場合
訪問看護ステーションの場合、主治医からステーションに対して、期限が1~6ヶ月の訪問看護指示書が出ます。
単純明快です。
訪問リハビリの場合
一方、訪問リハビリテーションではまず主治医を受診して「診療情報提供書」の記載を要請します。
それを持って今度は訪問リハビリを実施している医療機関や施設の担当医師を受診。
担当医が療法士に「訪問リハビリ指示書」を発行し、これをもって訪問リハビリの開始となります。
指示期間が1~3ヶ月のため、この手順を最低3ヶ月に一度行う必要があります。
利用者負担であることもリハビリの普及が進まない要因になっているようです。
画像出展:irishtimes.com
訪問看護リハビリと訪問リハビリの違い まとめ
いかがだったでしょうか。
在宅におけるリハビリテーション提供には、事業所や制度の違いはあるにせよ、機能回復と社会参加への促しとして重要な役割を担っていると考えられます。
予防リハビリへの関心も高まっており、健康寿命増進に向けたリハビリが更に普及することを期待しています。
出典元:
cocomedica 在宅医療ブログ 訪問リハビリのサービス内容と制度|訪問介護の基礎知識
安心介護 訪問リハビリテーションとは 利用方法と選び方
訪問看護ナビ 訪問看護でのリハビリテーション
この記事はいかがでしたか? ・週一回なら、まぁ見てもいいかな♪ といった方は是非ご登録をお願いします!!
下記リンクからの無料会員登録で、 メルマガ受け取り@毎週土曜日 診療報酬改定まとめ資料受け取り などが可能になります!! (もちろん、わずらわしい情報は一切お送りしませんよ♪)
|
☆関連お役立ち情報☆ |
・在宅での呼吸リハビリの指導方法について ~COPDで在宅酸素療法を使用している方を想定して~ |
☆おすすめのまとめ記事☆ |
・【看護師スキルアップ術まとめ20選】3種の看護スキルでQOLを最大化! |
★ここまでで分からない用語はありませんでしたか? そんな方は・・・
関連する記事
家族のコミュニケーションを支える言語聴覚士(ST)が在宅で果たすべき役割とは?
総合病院で『言語聴覚士(ST)』と働いた経験がある人もいるかもしれませんが、在宅の現場では、まだまだ会う機会が少ない職種なのかもしれません。いったい訪問リハビリテーションで働く「言語聴覚士(ST)」は、どのような仕事をしているのでしょうか。今回はそんな言語聴覚士の仕事内容と在宅での役割を見ていきます。
訪問リハビリと通所リハビリの違いとは〜個人で行う訪問リハビリVS集団で行う通所リハビリ〜
入院し治療などを経由した後、在宅生活への環境が整えば在宅に戻ることになりますが、適切なリハビリサービスを導入することで再入院リスクを最小限に抑えることも必要な視点となります。ここでは在宅サービスの中でも、訪問リハビリと通所リハビリの役割をそれぞれ確認していこうと思います。
【まとめ】訪問リハビリVS通所リハビリ!~定義・内容・料金からメリット・デメリットまで~
今回の記事では、「リハビリとはそもそも何を意味する言葉か」という初歩から初めて、訪問リハビリと通所リハビリの違いについてじっくり詳しくまとめました!
「失語症」の方への看護の方法って? ex.平仮名より漢字を使うべき!?
コミュニケーションの難しさの背景は様々です。中でも「失語症」は脳の損傷によって起こります。しかし、失語症は何かと周囲から誤解をされやすい言語障害です。今回は「失語症」について、その概要と、症状からみた看護におけるコミュニケーションのコツをお伝えします!
嚥下障害に対して、看護師が意識すべき在宅リハビリのポイント5選
病気やケガ、そして高齢になることで起こってしまう「嚥下障害」。嚥下障害は、「食べる」ということを難しくするばかりか、患者さんを命の危険にさらしてしまうこともあります。在宅でのリハビリテーションについて、看護師が意識したほうが良いポイントはどのようなことでしょうか。