病院で看護師さんが円滑に業務を行っていくうえで、チームワークは欠かせませんよね。
自分が多重業務で余裕がないときに、いかに他の看護師に円滑に頼み事が出来るかという点は、自分にとってもチームにとっても非常に必要になります。
好かれる看護師さんは実はちょっとした工夫をしています!
そこで、本記事ではみなさんが好かれる看護師になるための、頼みごと鉄板フレーズをご紹介したいと思います。
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【好かれる看護師さんの工夫】相手も大変だという思いやりを忘れない
当たり前かもしれませんが、いざ自分が大変な時だと、相手を慮る心を忘れがち。
チームワークのためには、まずは相手の立場を考慮に入れるところを意識しましょう!
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鉄板依頼フレーズその1「○○さん、ちょっと忙しいと思うんですけど、手を貸してもらってもいいですか?」
自分が忙しいときというのは、得てして全体的に忙しいもの。
そんな中でも、例えば患者さんの体位交換をしたりとか、移動をしたりするときには必ず、人手が必要になります。
そうしたときには、忙しいけどお願いしたいという前置きをしたうえで声をかけると、頼まれる方も、気分を悪くするようなことは少ないはず。
特にこのフレーズの場合は、敬語口調で、先輩に頼むシチュエーションに馴染むかと思います。
鉄板依頼フレーズその2「大変なときにホントにごめん。ちょっと手伝って。」
同期や後輩といった、比較的頼みやすい相手へのフレーズになるかと思います。
確かに、立場的には頼みやすいですけど、それでも相手も忙しくていっぱいいっぱいになっているときかもしれません。
そういったときには、まず謝りを入れてから入ると、「手伝おうかな」という気分になるものではないでしょうか。
【好かれる看護師さんの工夫】「あなたしかいない」という点を強調
看護師(ナース)には、正義感や使命感が強い人が多いかと思います。
「自分だけしか助けられない」という風にお互いに思う工夫が出来れば、最高のチームが出来上がるでしょう。
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鉄板依頼フレーズその3「ちょっと相談したいんですけど、このことがわかるのは○○さんしかいないかなと思って。」
特定分野や専門分野に詳しい看護師に対して、アドバイスを求めたり、相談したいときも看護師はよくあります。
そんなときは、その分野に詳しいという根拠を前置きしたうえで、あなたに頼りたいという思いを前面に出すと伝わるかと思います。
そして、先に相談したいという言葉を持ってくることによって、相手の気持ちにワンクッション置くこともできるでしょう。
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