在宅での経管栄養の指導②NGチューブ、EDチューブ
在宅でのNGチューブ、EDチューブ:チューブの取扱いと手順
チューブは病院で挿入し、顔面にテープで固定します。
交換するのは1ヵ月に1回程度。
交換はたいてい訪問診療時や訪問看護の際に行っていましたが、現在では家族にも指導し家族が行っているケースもあるようです。
注入前にチューブと注射器を接続し、胃の部分に聴診器を当て、空気を入れ、チューブが抜けていないかどうか確認を行います。
確認ができれば、胃ろうについての②~⑦を行います。
画像出典:medscape.com
在宅でのNGチューブ、EDチューブの利用上の注意点
ご自分で抜いてしまったり、自然に抜けてしまったりすることがあるので十分注意してください。
また、顔面にテープで固定するのでテープによるかぶれを起こすことがあります。
見た目についても嫌がる方もおられます。
在宅での経管栄養指導 まとめ
いかがでしたでしょうか?
経験上、在宅で経管栄養をされているご家族は技術を確実に習得されていますが、しかし、安易なことで肝心なことを忘れておられたりすることがあります。
例えば、寝たまま注入する、注入が終わってもイリゲーターをつけたままにしておく、胃瘻の周りのスキンケアを怠るなどです。
訪問看護の際に時折、手技を確認しておくことがとても大切です。
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