ホスピス住宅インタビュー(ファミリー・ホスピス神戸垂水ハウス ホーム長⓸)

◆ これまでの経験とホスピスについて

 

このホスピス住宅が出来る前、クリニックで看護師長として在宅に関わっていた時なですが10数年で600人以上の在宅看取りに関わってきました。

お家に居たいのだけれども、介護力の問題などでお家に居るのには限度がある。病院に行くと医療的な管理は出来るけれどもQOLが下がってしまう。介護施設は医療用麻酔や住宅酸素を受け入れてもらえないことがあり、行き場のない患者さん達に出会ってきました。

例えば認知症のがんの患者さんだとちょっと声をかけたり見守りをすればお薬をちゃんと飲んで、本人が住み慣れた心地良い場所で機嫌良く過ごすことができる。

訪問看護も限られた時間、訪問介護も限られた時間でご家族が十分なケアをできないとちゃんと薬を飲めない、管理が出来ないことで症状が悪化する。

病院に行くと認知症が悪化してQOLが落ちてしまう。妄想などの症状が出ると、薬を使うか身体拘束を受けることになって本人にとってハッピーではない状況になってしまう。

介護施設だと医療用麻酔を使っているので受けることができません。がんの末期の方はこわくて看取れません。

そういった患者さんは、泣く泣く病院に行かされることが多かった。すごくそこが残念でしょうがなかった。

たとえ1人でも2人でも、このホスピス住宅が有ることで、「病院とおうちのいいとこ取り」がけきることでどんな疾患であっても、どんな治療をされている方でも地域で安心して過ごせる場所を作りたいなと10数年感じてきた。ご縁があって、ファミリー・ホスピスを始めることができたのは私にとって夢がかなったことです。

 

◆ 動画サイトもあります。

宇野さつきさん これまでの経験とホスピスについての話 【ファミリー・ホスピス神戸垂水ハウス】 兵庫県神戸市垂水区学が丘5丁目1-2 – YouTube

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