介護保険は平成12年4月1日より施行された制度で、平成27年に最終改正され現在に至ります。
40歳以上の人は介護保険を納める義務があり、その徴収方法は40歳から65歳、65歳以上と年齢により違います。
また健康保険、国民保険などの保険の種類によっても違います。
今回は介護保険の保険料についてご紹介させていただきます♪
【PR】
看護師の転職を考えている方は
こちらがオススメです♪
画像出典:thejobnetwork.com
介護保険とは
介護保険とは介護を必要とする高齢者の治療や介護にかかる負担を社会全体で支援することを目的とした保険制度です。
40歳以上の人が、保険料を支払う「被保険者」となりますが、それに伴い、40歳以上の「被保険者」が介護保険のサービスを受ける対象者になります。
介護保険について詳しく知りたい方は〈こちら〉へ
介護保険の保険料の徴収方法とは
40歳から65歳未満の人は「第2号被保険者」となり介護保険を支払うことが義務付けられます。
介護保険の徴収方法は、加入している医療保険と合わせて徴収されます。
金額は加入している保険(健康保険、国民健康保険など)、住んでいる地域、収入により違います。
給与収入を得ている人は、給与や賞与より介護保険料が徴収されます。
自営業などで国民健康保険に加入している人は、その家の世帯主から世帯全員分が国民健康保険と一緒に徴収されます。
65歳以上の人は65歳の誕生日の前日より「第1号被保険者」となり、誕生日の前日の月から第1号被保険者としての介護保険料が徴収されます。
徴収の方法は、老齢、退職年金、障害年金や遺族年金を年間18万以上受給している人が対象となる、特別徴収と、特別徴収以外の人が対象となる普通徴収があります。
特別徴収は年金より天引きされて徴収されます。普通徴収は納付書か口座振替にて徴収されます。
※参考記事:kaigohokenwakaru.jp
【PR】
看護師の転職を考えている方は
こちらがオススメです♪
関連する記事
軽度介護者の今後の介護保険制度のあり方とは
軽度者支援に向けた介護保険はどのようなサービスがあるのでしょうか。ここでは、軽度者の中でも2015年の法改正で「介護予防訪問介護」と「介護予防通所介護」が介護保険から除外になった【要支援1】と【要支援2】の方を対象に支援に向けて介護保険サービスをご紹介致します。
施設における看護師の役割って? 施設ごとの違い、お看取りにおける役割などを整理
最近、「最期まで施設で」という介護施設が増えています。そして、多くの方々が施設を選択されています。本記事では、それぞれの施設における看護師の具体的な役割、施設ごとの違い、お看取りで求められることなどについて考えていきます。
看護師のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)での働き方って?
いま注目を浴びている「サ高住」で働きたいと考えている看護師の方々は多いのではないでしょうか? 本記事では、サ高住そのものの説明をしたのち、サ高住での看護師の働き方についてまとめていきます。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは? ~高齢者向け安心居住スペース~
我が国の高齢者問題は日々進んでいます。高齢者対策としては、地域包括ケアプランの実施や、在宅介護の充実が急がれていますが、中でも最近注目を浴びているのが「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」。本記事ではサ高住について詳しく解説していきます。
訪問看護のレセプト申請の流れって? ~要点のみを抽出して解説!~
抵抗感を覚えやすい訪問看護のレセプト業務。訪問看護は医療保険と介護保険の双方にまたがることも、その抵抗感を促進する要因の一つ。今回は、訪問看護のレセプトの流れについて概略的にご説明します。