管理職である看護部長と看護師長の違いとは? 〜名前は似てるが、業務内容は全然ちがう!?〜

 

管理職である「看護部長」と「看護師長

この2つの役職の違いを正確に答えられますか?

実際に経験をしてみないと、その仕事の違いはイメージしにくいかもしれませんね!

今回はそんな響きの似通った看護部長看護師長の違いについて解説していきます。

 

看護部長と看護師長の違いとは?

画像出典:i58.tinypic.com

 

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看護部長の役割

 

看護部長の役割:組織全体の管理

 

看護部全体のトップリーダーとして、組織全体の管理をすることが看護部長の役割です。

病院の理念や目標に添い、看護部としての目標を定め、その実現のための管理をおこないます。

病院経営にも参画することが求められることも多く、副院長としての役割を兼ねる場合も少なくありません。

規模や病床数が多くなれば管理すべき部署、看護師の数も多くなります。

副看護部長、看護師長などの管理職と連携しながら、広い視野を持ち、管理する能力が求められます。

 

看護部の管理とは

 

看護部の管理とは、看護師の配置や看護基準だけを維持するだけではありません。

新人看護師や看護師の採用計画、業務計画の立案や業務改善の実施、各種マニュアルの作成や改定などの大切な管理業務です。

最近ではワークライフバランスという言葉が注目を集めており、仕事とプライベートを両立することが求められています。

 

看護部長は看護部の育成を担う

 

また看護部としてのレベルアップを目指し、看護部を成長させることも大切な役割のひとつです。

看護師が働きやすい環境を整備すること、看護師の教育面でもその役割は大きくなります。看護師は生涯教育が必要な職業です。

日々進歩する医療技術や看護技術に対応し、患者さんに対してより安全で安心できる治療の場を提供し、より良い看護を提供していかなければなりません。

そのためにも看護師としての知識、技術の向上は欠かすことのできないことになります。

 

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